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ある兵器の物語或いは人の慾の末路  作者: レインズ
第1章 カンターヴィレの大虐殺
4/25

4.食い違いにすれ違い、

この話の投稿を忘れていました申し訳ありません

 隊員たちが血まみれの文書を見つけるのに時間は掛からなかった。


「隊長、見つけました!」

「よし、でかした!」


 文書を見つけた隊員はそれを隊長に手渡す。


「むむむ・・・汚れてて読めんな・・・。」

「しかし、これは作戦指令書の類ではなさそうですが・・・。」

「ええ、どちらかと言えば我が軍に向けたものだと思います。」


 隊長とその周囲の隊員は文書に首をひねる。


「ええい、ここで考えを巡らしても意味は無い。とりあえずこの文書を本部に持ち帰るぞ!」

「隊長、この死体は?」

「ここに置いておけ。死体がこれの内容を語るわけあるまい。」


 しかし、隊長は命懸けで文書を届けようしとた者に敬意を払った。隊員たちもそれに倣った。

 後に残されたのは胴の横に斬られた首の置かれた死体のみだった。



 そして、その場面を見ていた者がいた。その者は顔を青くして『サント軍』の作戦本部へ脱兎の如く走り去った。この者が一体何を思ったのだろう?

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