11.遥か遠くの、地獄より
えー、はい。今回の被害者さんは第三話で登場したハイツ軍第五小隊の皆々様です。
前々回の話を被害者視点から見てみましょう。
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何が、何がどうなっているんだ・・・?
ドゴォーン!ドゴォーン!
辺りで爆発音が聞こえる。部下たちの足が吹き飛ぶ。俺の前に左脚が落ちてくる。
「た、たい、ちょう・・・。」
「おい、しっかりしろ!」
這いずることしかできない部下に駆け寄る。
「クソッ!ハイツの奴らめ、地雷なんて置きやが・・・」
ッダン!・・・バタッ。
怒りの言葉は遮られた。7mほど先にいた同じように介抱されていた部下が倒れた。
ッダン!・・・バタッ。
次は介抱していた部下が倒れた。
「て、撤退だ!!!早く戻れ!!!狙撃されているぞ!!!」
ッダン!・・・バタッ。ッダン!・・・バタッ。ッダン!・・・バタッ。
見えない敵は足をやられた兵から狙っていった。遺体を、ドッグタグさえも持ち帰る暇もない・・・。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・。」
死体の間を駆け抜ける。倒れているのは俺の部下だ。
戦場には2年いた。もちろん命の危機を感じたことは何度もあった。だがこれは違う!どんなに絶望的に見えても乗り越えることが今まではできた。
でも違う、怖い、怖い、怖い・・・。
ッダン!・・・バタッ。
「あ・・・。」
俺の前を走っていた部下の一人が死んだ。
ッダン!・・・バタッ。ッダン!・・・バタッ。ッダン!・・・バタッ。
何人もの部下が俺の前で為す術もなく死んでゆく。
「あ、ああ・・・・。」
ッダン!
「あ・・・?」
自分から風が通り抜けてゆくのを感じた。目の前の地面が赤くなる。
「あ、あ、、あ・・・。」
クソ・・・息が・・・できない・・・何でだ・・・?誰がやったんだ・・・?
・・・バタッ。
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ハイツ第五小隊はこの後全滅。
そしてこの30分後、サント軍行軍ルート上にて謎の爆発が発生。サント軍は全滅。
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そういえば、なんでサントとハイツは戦争をしてたんだろ?まぁ、でもそんなこと関係ないか。
ガンガン生き残りも殺していくぞー、おー!
空から聞こえた少女のような声。




