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魔法屋と警備隊員

 ――カラン、カラ~ン


 年中温暖なレノヴァの、シェザリューン魔法店のドアベルが涼しげな音を立てた。今は昼過ぎ、店は開店している。

 怪我人か、どこかのギルドか。アドルは掃除の手を止め、すぴすぴと気持ち良さそうに昼寝をしている師匠を横目に、店へと向かう。


 店と居間の間に下がるレースのカーテン越しに見えた人影は、彼には非常になじみのあるものだった。

 白いシャツに青のズボン。肩から斜めがけし、腰を一周する青地に白いラインの入った剣ベルト。レノヴァ警備隊の隊員だ。だが、アドルの親しい者ではないだろう。


 警備隊は大きく二つの部隊に分かれている。一つは外勤部隊。魔力物まりょくもの(魔石・魔鉄・魔草)の採掘・採取と、魔獣の討伐を行う。つまりレノヴァを囲う市壁の外で活動する部隊だ。もう一つが内勤部隊。こちらは街の警邏けいら、市門と港の検問などを担っている。

 アドルは外勤部隊に所属していた。魔力物の配給日と、魔法を込めた魔石の納入日以外で、魔法屋に来るのは内勤部隊が多いのだ。


 そして内勤部隊であろう、いかにも新人といった風な若い隊員は、かなり嫌そうな顔をしていた。その気持ちはアドルにもわかる。魔法使いは尊大な印象が強い。だから隊員はみな、魔法屋に来るのを嫌がる。

 魔力という他者にはない特別な力は、優越感につながるだろう。魔法使いは数も少ないために優遇されている。平民なら一人前になると準貴族の身分も得られるのだ。

 もちろんそんな魔法使いだけじゃないことは、シェザリューンに出会ってから重々承知しているが。


 それに、弟子入りしてからアドルの意識は少し変わった。

 魔法使いは忙しすぎる。朝から晩まで親のかたきでも睨みつけるかのように集中し、魔力物と格闘している。これでは仕事の邪魔をするように来店し、さらに仕事を増やす者に、不機嫌な顔を向けたって、嫌味の一つや十個くらい言ったって、仕方ないと思うのだ。

 鼻歌まじりに魔力物をさばき、昼寝までする。今の師匠のような魔法使いは少数派だ。


 ちなみに、魔法屋が店を開けて特定の仕事を請け負うのは、優遇されている彼らの義務である。だから客が来れば、眉間にくっきりしわを寄せ、舌打ちし、臭い顔になろうとも、魔法使いは店に立つ。



 ともかく、来店した隊員はそんな内情を知らないはずだ。アドルは少しでも気分を良くしてやろうと、がんばって愛想笑いを作った。爽やかとは言いがたい、ニマッとした笑みだったが。


「ご苦労さん」

 魔法使い、つまり準貴族への礼儀だろう。一瞬姿勢を正した若い隊員は、しかしアドルを認めるとフンッと鼻を鳴らした。

「なんだ。出来の悪い弟子はここにいたのか」

「……何の用だ?」

 出来が悪いのは本当だから言い返すことはできないが、それでも気分は良くない。アドルの顔から笑みが消える。

 若い隊員は大人しくしている彼に調子づいたのか。あざけるように顔を歪め、「ここもいつまで置いてもらえるんだろうな」などと続けている。

 アドルは落ち着くべく、ふぅぅんっ、と鼻から大きく息を吐きだした。



 魔法使いに内情があるように、警備隊員にも内情がある。

 レノヴァの少年に将来何になりたいか、と聞けば、まず魔法使いか警備隊員と返ってくるだろう。

 魔法使いは『えらい』と思われている。事実準貴族であり、尊大だろうが魔力物を使えるようにしてくれるし、なにより優れた治療師だ。

 警備隊員は『かっこいい』。これは魔獣と戦い、みなの役に立つ魔力物を採ってくるから。つまり外勤部隊だ。

 この意識は大人にも根づいている。


 一方、内勤部隊はというと、個人的な例外は数多くあるだろうが、一般的には好かれていない。

 彼らが現れるのは、いさかいや犯罪が起きたとき。現れればこちらの都合などお構いなしに時間をとり、警備隊舎へ連れて行かれることもある。

 特別な力もないのに偉そう、魔獣を倒しもしないのに偉そう、とにかく偉そう、こんな感じか。


 同じ警備隊員なのに一方は花形、一方は嫌われ者。こうした意識の違いが部隊間の軋轢あつれきになっているのか。簡単に言って仲が悪いのだ。


 アドルは運動能力が高かったために外勤部隊に配属され、小隊長にもなった。今度は魔力が発現し、魔法使いに弟子入り。

 この一報は警備隊を騒がせた。周りから見ればひどく羨ましく思えただろう。彼自身、警備隊に心を残しつつも、魔法使いとしての将来に浮き立つ気持ちもあったのだ。

 ところが弟子になってみると、魔法屋を転々とする破目になった。


 かつて生死を共にした外勤部隊の仲間は、彼の不遇に顔を曇らせ、警備隊に戻れないか上層部へかけ合おうと言う者もあった。

 だが、内勤部隊から見ればどうか。元々あった嫉妬や羨望をこれでもかと膨らませていたところへ、「出来が悪い」という評判を聞く。まあ、推して知るべし、だろう。



「で、いつ追いだされるんだよ。元外勤部隊の小隊長さん?」

「……何の用だ?」

「いい歳して働きもしないで、魔法使いに食わせてもらってるなんて情けなくないのかねぇ?」

「…………何の、用だ?」

 ネチネチとした口調でしゃべりながら、若い隊員はせせらわらった。アドルは太い眉毛をギュゥッと寄せ、青筋を立てながらもグッとこらえる。

 働いていないわけじゃないが、やっていることは魔法の練習、師匠の世話、家事、師匠の世話。魔法使いらしい仕事とは言いがたい。


 なおも暴言を吐き続ける若僧を見れば、その、アドルの腕より細そうな首をへし折ってやろうか、と拳は震える。しかし我慢だ。問題を起こせばシェザリューンに迷惑をかけてしまう。

 と、後ろからスタスタと足音が聞こえた。



「どうして僕がアドルを追いだすんだ?」

 魔法使いが現れると、若い隊員は慌てた様子で口をつぐみ、背筋をピシリと伸ばした。

 後ろからやって来たシェザリューンの細い体は、逞しいアドルに隠れてしまい、隊員には見えなかったのだろう。三倍の食事量はダテじゃない。

「アドルはちゃんと働いてるよ。それなのに、どうして僕がアドルを追いだすんだ?」

 じっと見つめられ、隊員はバツの悪そうな顔をする。いや、頬が引きつっているような。米神に汗も垂れてきたような。


 準貴族の機嫌を損ねたのが、そんなに怖いのだろうか。それとも、シェザリューンの瞳は柔らかな青、目もぱっちりとして無垢な感じに見えるから、罪悪感にでも駆られているのだろうか。

 アドルが首をひねっていると、隊員の顔色が悪くなってきた。体もガタガタ震えている。

 おかしい。そう思ったアドルは師匠に目を向けた。その瞳から、かすかな魔力が感じられる。


「……」

 師匠は若い隊員に、おそらく精神魔法をかけている。アドルに魔力の性質まではわからないが、隊員の様子から見て、恐怖か何かを感じさせるものだろう。

 無垢な瞳どころか邪眼だった。


「ねえ、どうして僕が働き者のアドルを追いだすんだ?」

 師匠は意外と厳しいらしい。許す気はないようだ。

 じぃっと見つめられた若い隊員は、顔面蒼白、流汗滂沱りゅうかんぼうだ意識朦朧いしきもうろうとまではいかないが、答えようにも唇が震え、うまくしゃべれないようではある。


 精神魔法は、相手の同意を得て使ったほうが良いのだが。

 魔力が発現して一年、内勤部隊の連中には嫌な思いをさせられてきたアドルだ。まあ、今くらいはいいかと口元をゆるめていた。



 シェザリューンは若い隊員から、アドルに対する謝罪の言葉をきっちりと引きだしたのち、ようやく解放した。

 半泣きの腰砕けになった若僧が、逃げるように店から出たのを見届けると、アドルは師匠に目を向ける。

「師匠、ありがとう」

「んー」

 こちらを向いた顔を見て、アドルはハッとした。


 先ほどまでぱっちりと開いていた目が、今は半開きになっている。そういえば師匠は昼寝中だった。さらに店にやって来たときの足音は『スタスタ』だった。これは彼がやるべき事に取り組んでいるという証。

 つまり師匠は、ぐうたらなのに昼寝を中断してまでアドルの名誉を守るべき、と判断したのだ。

 なんだろう。アドルの心にじんわりとした温かいものが広がっていく。くどいようだが魔力が発現して一年、こんな風に扱ってくれたのはシェザリューンが初めてだ。


「師匠、運ぼう」

 アドルが手を伸ばすと、シェザリューンは簡単に身を任せ、しかも早々に寝息を立て始めた。

 やはり眠くなるというのが、魔力が多いことの代償なんじゃないかと考えつつ、若い隊員をやり込めた師匠の雄姿を思いだしつつ、アドルは楽しげな顔で彼の定位置、三人がけソファまでシェザリューンを運んだ。

 そして、ふと思う。あの若い隊員は何用だったのだろうと。





 ――カラン、カラ~ン


 西日もまばゆいレノヴァの、シェザリューン魔法店のドアベルが揺れに合わせてキラリと光った。そろそろ閉店の時間だ。

 先ほどの若い隊員だろうか。アドルは太い眉毛を寄せ、くたりと寝転がって読書をしている師匠を横目に、店へと向かう。


 レースのカーテン越しに見えた人影は、また青地に白いラインの剣ベルト。警備隊の隊員だ。さらに眉毛の寄ったアドル。

 その人物は彼が行くより早く、ズカズカと上がりこんで来たのだ。


「おう! アドル、久しぶりだな」

「お、なんだ。お前か!」

 カーテンを除け、ニヤリと笑った長身の男はシーリスという。アドルと同時期に入隊した同僚ではあったが、彼は内勤部隊の小隊長だ。


 少年時代の夢もそのままに、外勤部隊を希望する若者が多い中、シーリスは「俺は魔獣と戦うより街で遊びたいね」と初めから内勤部隊を希望していたからか。妙な嫉妬や羨望を受けたこともなく、二人の仲はいい。

 ちなみにアドルは当然のごとく前者、夢をそのままどころか、さらに大きく膨らませて入隊した若僧だった。


「うまくやってるみたいだな」

 酒瓶を掲げたシーリスに、アドルはニカッと笑い返した。彼は小生意気な若い隊員の上官なのだろう。きっと話を聞き、詫びも兼ねてやって来たのだ。

 しかしアドルは弟子であり、いわば居候の身。せっかく酒を持ってきてもらったが、勝手に招くわけにもいかない。

「おい?」

 ところがシーリスは、アドルの横を通り過ぎて奥へ行ってしまう。


「おい、シーリス待て!」

「おう!」

「んー」

 シーリスは台所からコップを二つ持ちだしてくると、食卓用のテーブルに着き、酒を注ぎ始める。対してシェザリューンは一瞬だけ本から目を離し、彼に返事を返した。

 どうやら二人は知り合いらしい。もしこれで初対面だったなら、アドルは元同僚の図々しさに呆れるし、師匠の侵入者に対する警戒すら、面倒臭がるぐうたらっぷりにめまいを覚える。


「アドル、座って飲めよ。この酒、実家の倉庫からかっぱらってきたんだ。海の向こうから来た銘酒だぞ」

 だが、どうも釈然としない。元同僚の声は、考えこむアドルの耳を素通りしている。


 魔法屋と内勤部隊の小隊長なら、犯罪がらみで協力を仰いだりするので接点はあるだろう。しかし。

 シーリスは社交的で遊び好き。もちろん仕事はきちんと、けれど人にうまく押しつけたりもしながら要領よくこなすタイプ。一方、シェザリューンは家から出ないどころかソファからも動かない。それでも仕事は『自分のやるべき事』と判断し、まじめに取り組む。

 そんな、正反対にも見える二人がなぜ親しそうなのか。


 ちなみにシーリスの実家はレノヴァでも五本の指に入る豪商。彼はその家の三男坊だ。持ってきた銘酒とやらは交易品だろう。


「おい、アドル。眉毛がくっつきそうになってるぞ。難しい顔してないで、まず酒でも飲め」

 うまそうに酒を流しこんだシーリスが、ニッと笑った。

 テーブルに出ているコップは二つ。彼とアドルの分だろう。勝手に上がりこんでおいて、家主である師匠の分がないのは失礼だ。


「アドル……眉毛がくっついたぞ。なんで怖い顔してるんだ?」

 いや、師匠が酒を飲んでいるところを見たことはない。元同僚は彼が飲まないのを知っているのかもしれない。

 アドルは首をひねりながらも曖昧あいまいに納得し、足は我知らずテーブルに向かっている。つい、酒の匂いに惹かれたのだ。



「……うまい」

 ほぅ、と感嘆の息をもらし、まるでこの世の楽園でも垣間見たかのように、アドルはうっとりと目を細めた。


 魔力が発現して一年。弟子としては、忙しい師匠を尻目に酒を飲むのははばかられ、魔法屋を追いだされれば、貯金の減り具合を見て嘆息していたために、酒を飲むのは久しぶりなのだ。

 しかも銘酒とくれば、やめられないし止まらない。アドルの唇はどうしようもなくコップへと吸い寄せられる。そんな彼を見たシーリスはおかしそうに、くっくっとのどを鳴らす。


「なんだ、酒飲んでなかったのか。シェザ兄に買ってもらえばいいじゃないか」

 ――ぶふっ!


 『シェザ兄』――アドルは思いっきり噴いていた。もちろん、この間シェザリューンは一歩たりとも動いていない。



「兄弟、か……」

 アドルは向かいでうまそうに酒を飲むシーリスと、ソファでくたりと寝そべっているシェザリューンを何度も見比べた。

 顔立ち、体つき、印象、性格、何もかもが似ていない。いや、髪の色は同じか。目の色もシーリスのほうが冴え冴えとしているが、色味は近い。太陽降りそそぐレノヴァでは小麦色の肌が多い中、シーリスは比較的白くもある。

 色しか似ていない。


 けれど納得する部分もあった。シェザリューンが豪商の次男坊という点だ。

 日々せっせと働く一般市民の家庭で、これだけぐうたらな青年が出来上がるはずはないのだ。魔力が多いことの代償で動けないのだとしても、もう少し何とかしようという意思くらい持つだろう。

 暮らしにゆとりがあり、跡取りでもなく、爺やだか婆やだか知らないが、世話をしてくれる者がいたからこその成長ぶりだと思われる。

 妙に納得したアドルは重々しくうなずく。


「アドル、台所にあった食い物もらうぞ」

「おおぅ!?」

 いかん、とアドルは立ち上がった。あまりにも似ていない兄弟を見たせいで、大切な仕事、師匠に夕飯を食べさせるのを忘れていた。

 いそいそと食卓を整え、せかせかと戸口のプレートをひっくり返して『閉店』にする。よし、と居間に戻ったアドルの、太い眉毛がピタッとくっついた。



 動かないはずのシェザリューンが食卓に、いた。

 珍しく腹が減ったのだろうか。ならば師匠は『自分のやるべき事』と判断して移動する。しかし。その手にスプーンやフォークは握られていない。これは食事を必要とは考えていない証。となると師匠を運んだのはシーリスだが、面倒見が良すぎはしないか。

 自分のことは棚に上げ、アドルはうなりを上げる。


「……」

 アドルの眼前では、シーリスがパンをちぎりシェザリューンの口に入れる、という光景が繰り広げられていた。

 もしかすると師匠が実家にいた頃は、弟である元同僚が世話をしていたのだろうか。いや、彼は一つ年下だ。幼児が幼児の面倒を見るのは無理がある。

 そんなことより。


 なんだろう。心にポッカリと穴が開いたような、この寂しさ。

 警備隊時代、初めて魔獣と対峙した新人隊員が腰を抜かし、落ちこんでいたので酒に誘おうとしたら、すでに他の隊員が声をかけていたときの残念感。幼い頃、可愛がっていた子猫に飲ませようと、わくわくしながらミルクを運んだら、もう姉が飲ませていたときの絶望感。

 そんな思い出が頭をよぎるとともに、二人を見ていると、なぜだか焦燥を覚える。先ほどシェザリューンは「アドルは働き者」と認めてくれた。

 つまり師匠の世話はれっきとした仕事であり。


「師匠の世話は俺の仕事だ!」

「……アドル。お前、上の兄貴にそっくりだな」

 どうやらレノヴァ屈指の商家でぐうたらな次男坊の世話をしていたのは、爺やでも婆やでもなく、次期主人であったらしい。


 だが、今のアドルはそんなこと、どうでもよかった。シッシッと手で元同僚を払うと、師匠にせっせと夕飯を食べさせる。シーリスがぬるい笑みを向けようとも気にしない。

 認められたことがよほど嬉しかったのだろう。元々世話好きでもあるのだろう。母か嫁な気分でもあるに違いない。

 もたもた口を動かしていたシェザリューンが食べ終えると、アドルはひどく満足げな顔になった。



 魔光灯まこうとうの柔らかな光に照らされた居間で、元同僚から警備隊や街の話を聞きながら、酒を片手にゆったりと過ごす夜。

 最近の新人隊員はなっていないというお定まりのボヤキや、口うるさいくせに自分は動かない上官への愚痴。街に越してきた大きな商家の屋敷がもうすぐ出来上がりそうだとか。どうも北隣の領の中心都市、ダージェで領主家にお家騒動があったらしいとか。

 他愛もないことから目新しいものまで、顔の広いシーリスの話は尽きない。


 途中、ぽやぽや笑いながら「おやすみ」と「ありがとう」を残して居間を去ったシェザリューンは、もう夢の中だろう。見えない二階に目を向けて、アドルは小さくほほ笑む。

 そして、ふと思った。あの若い隊員は何用だったのだろうと。


「シーリス。あの若僧、何の用で……」

 見上げていた目を向かいに戻せば、元同僚はテーブルに突っ伏しており、なにやらイビキまで聞こえてくる。つい先ほどまで話していたはずなのに、一瞬で寝るこの早業。


 ――やはり師匠とシーリスは兄弟だ。


 ようやく納得したアドルは、たいしたことじゃないのに哲学者のごとき顔をして、うんうんとうなずいていた。



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