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第3話 旅のお供はファンシーさん

世界設定って難しい。

今日は休日なんで投稿!

目を覚ますとそこはクレーターの真ん中だった。


「お約束はさせてもらえないのか、っていうか身体中が痛いっ!」


全身至るところに筋肉痛の様な痛みが走る。


「おう!起きたかご主人!どーも、クマです」


「お初お目にかかります、ご主人樣。水の精霊のカエサルございます。」


痛みに悶えているところに挨拶があった。

顔をあげると30cm程の二体のぬいぐるみが立っていた。

クマのぬいぐるみはぺこりと頭を下げ。

カエルのぬいぐるみは右手を胸の前に当て、執事の様に頭を下げている。

よく見れば死ぬ直前に妹の為にと購入したモノだ。

生き返った直後であるが、またファンシーな展開である。


「はじめまして、水城勇司です。あなた方がテオ爺ちゃんが言ってた精霊さんですか?」


「はい、私のことは気軽にカエルとお呼びください」


首にマフラーを巻いた水色のカエルのぬいぐるみが答える。


「じゃ、カエルさん。何でぬいぐるみなの?」


執事のような水の精霊に率直に思ったことを質問してみる。


「ええ、我々は本来霊体の存在ですので肉体が存在しません。現界するためには基本的に憑依する憑代が必要となります」


この世界は精霊や幽霊といった霊的な存在があり、彼らはその中でも最高位の存在のようだ。

いたるところに精霊はいるが、低位の存在となると意思は薄く会話なども行うことが困難らしい。

他に魔族やエルフ、獣人、魔物等の人族以外の種族が多く存在するようだ。


また、この世界には魔法があるようで、使う種族や使用する力の種類によって細かく分類がある。

精霊である二人の力は《霊力》と呼ばれ、その力は他の《霊術》というそうだ。


「例えば、水の精霊である私は精霊術で水を操ることができます」


こんな風にねと、両手を胸の前で上に向け水の塊を浮かべた。

これで生活用水に困ることはなさそうである。


気が付くと、もう一体のぬいぐるみが頭の上に腹ばいに乗っかっていた。


「ちなみに、クマさんは何の精霊なんですか?それと、本名なんていうんですか?」


頭の上に呼びかける、ぬいぐるみのやわらかさで頭に乗っかられるのはなんか気持ちがよい。


「ん~?オレは火の精霊だぜ。名前はラクリマだ。あと、さん付けはいらねぇぜ!」


短い手で頭をペシペシと叩きながら答えてきた。

うむ、非常に和む。


「おし、それじゃ、敬語はなしで。改めて、クマ!カエル!これからよろしく!」


「こっちらこそ~!」

「はい、よろしくお願いいたします」


この相棒たちとは仲良くやっていけそうである。


お供の精霊は自宅にあったぬいぐるみがモチーフです。

話し進まないけど、キャラは何となくできてます。


次は人キャラが出てくる予定です。

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