月シリーズ辞典
※ネタばれありの可能性あり。
【あ】行
【か】行
【国連特捜室】:世界天秤機構。WBO。国際的な超法規的武装諜報組織。国ごとの『闇』の固有戦力を把握、調査し、危険な固有国家戦力を排除、各国家間での闇の戦争を調停する最強のボランティア機関。『限りなく近き者』の開発に失敗し、旗色とか景気が悪くなっていた組織でもある。だが現室長が『地獄使い』を召喚してしまったために一躍最高位階の集団に変貌した。それだけに、地獄使いの価値は高い。
【さ】行
【地獄使い】:大陸弾道弾級の化け物。人外に侵略された街を地表からまるごと消すほどと言われるものの字。
【呪文】:己の体内に刻まれた能力をスタートさせるための言葉。催眠の一種とも言える。
【た】行
【大禁呪】:魔女達が頑張って発見してしまった、本当は操作できちゃいけないものを操作する力。(運命を自分の認識に少しだけずらす大禁呪、ワールド・イズ・マイン(世界は私だけのもの)など)
【な】行
【は】行
【亡霊騎士】:生を失った亡者で、加えて、半ば自然と同化した呪い。このため、自然界の霊気装甲に属する結界魔術は殆ど効果がない。信念など、精神が肉体を凌駕し、死にきれなかった者が変化する。
【ま】行
【魔術】:自然の『石』や『樹木』などの霊気装甲を正しく、理論的に使えば誰でも出来るもの。ただし、誰でも出来る故に、効果を大きく引き出すには知識と技術がいる。
【魔術師】:己の外の力で世界の在り方を変更する術を持つ者
【魔女】:血脈を重ねた血統のこと。もしくは魔性の女。
【魔法】:魔女が不思議な力とその現象と結果を呼ぶ時の呼称。霊気装甲がなければ、才能がなければ使えない。
【魔法使い】:己の力で自己の内面を変革して行使する術を持つ者
【や】行
【ら】行
【霊気装甲】:自己の体内で形成される不思議な力の総称。肉体を動かす『生命力』。魂の基礎となる『精神力』。そのどちらでもない、生きていくのには『必要のない』のに存在するもの、というのが定義。人間の場合、心臓を起点とし、血管により、神秘が全身に運ばれる。霊気装甲のある人間には妖怪や魔属の力に抵抗力がある。それ故に『装甲』と呼ばれる。今の物理で説明できない力を互換して説明する際に使われる霊気工学専門の学術用語である。霊気装甲は【血管内の伝導率】【装甲濃度】で構成される。濃度は、潜在的なパワーであり、いわゆる基礎体力。濃度をが高いほど、物理的な距離においても威力に置いても、高い展開が出来る。伝導率とは運動能力、技術の限界値である。霊気装甲保持者の平均伝導率十四%と、霊気装甲を代重ねで増やしている平均的な魔女の六十%では魔法の憶えと発揮性能が四倍近く違う。
【わ】行