正当防衛だよ
色々と入力ミスを最近になって気づきました。
確認はしていますが、ミスしている所があるかもしれないです。
ミスしてる場所がありましたらすいません。
私は、アリス・エンブリオンです。
私は今の現状を把握できません。理由は簡単です。喋りかけたら、いきなり戦い始めたらからです。
二種類の意味で少し一方的な気がしますが、最初に攻撃をしてきたのですから仕方ないと思います。
しかし、何故いきなり攻撃してきたのでしょうか? 私はここがどこかを教えて欲しいだけなのですが。
それに質問に対して質問で返すのは意味が分かりません。
そして、質問の意味もわかりませんでしたが、組織というのが研究員のいる所を指しているのでしたら、私はそこに捕らえられていましたから当然そこにいると本当の事を話しました。結果的には、ハテンが気絶させてしまいました。
「無力化できたかな?」
私は少し怒っています。
焦りましたがなんとか対処できましたというような顔で、ハテンは無力化と言いました。
ハテンが相手を一回地面に叩きつけただけで無力化したのは、相手の体の負担が大き過ぎると思います。
相手によっては内蔵などが潰れてしまい、そのまま死んでしまいます。今回は運が良かっただけです。
このままでは話も聞けません。流石にもう一度同じことをするとは思いたくはないのですが、また戦い始められても困ります。
「死んでいませんよね? 起こして下さい。色々と誤解が生まれてしまいます。起きた後は絶対攻撃しないでください。そして、謝ってください」
「は!? お前のせいだろう! 殺してないし、謝る必要ないだろ。起こすけど」
この人は、何を言っているのですか? どうしてこんなにムキになっているのですか? でもちゃんと介抱はして頂けるみたいですね。
「分かりましたが、円滑に話を進めるためには謝ることは必要です。そのため拘束してもいいですが、謝って下さい」
「あぁもう……理屈はわかってるけど正当防衛だ! 俺は何も悪くないだろ。謝るけど……」
ハテンが文句を言いつつも、地面で気絶して横になっている人を揺すりながら魔法などを使って、回復させていた。
色々と文句は言っていますが、色々と知りたいことがあるためか素直に謝るみたいです。
「これで大丈夫だろう。起きてくれー」
「んぅ……? ……!?」
「目を覚ましましたか? ハテン、謝ってください」
「正当防衛だったとはいえ、やりすぎました。ゴメンナ」
「最後が棒読みの様に聞こえましたが、許していただけると助かります。先に自己紹介します。私はアリスです。こちらの謝っている人はハテンです。あなたの名前を教えて頂けないですか?」
私達に敵意がないことを示すために名前を名乗ることは重要だと思います。
お互いに名前も知らない状態では、会話が進み難いと思います。
それに先にこちらから名乗ることで相手も名乗りやすくする効果もあります。
「私は……」
この後は、色々と情報を聞くことになりそうです。
とにかく私は……目的を果たさないと。
絶対にあいつらは許さない。