プロムナード〜匿名の小鬼はこれから小説を書こうと決意する〜
この話は、練習として執筆しました。
私のはじまりの短編小説です。
ちょっとおかしな文体を書きたいと思いまして
機種依存文字を利用して執筆を試みたのですが、
上書き保存ができないため失敗に終わりました。
僕の作品を見つけて下さった読者の方に感謝を。
わたしはロボットではありません。と
これで新規登録は完了。
<ニックネーム>
名前、どうしよっかな...
これは登録までいちばん時間がかかった。
メールアドレスとパスワードは長年愛用してる言葉を利用して物の数分で片付けた。
これから一生を共にする名前、
慎重に考えないと...
「サンプライズパグ男」
長い時間を要して考えた名前は適当だった。
足の甲に頭を乗せて寝ているパグを見て思いついたんだ。
ブロンソン・ハーディー(6歳と4ヶ月)
屈強な身体とドラゴンの牙を砕く分厚い皮膚
我が家の守護神
...紹介を盛り過ぎた
うちの子がドラゴンに噛まれたところは誰も見たことがないし
ドラゴンは映画しか見たことない
僕は小説はあまり読まない方だった。
2、3ページの文字を眺めたら机に突っ伏すしてうたた寝してしまう
zzz。。。はっ!
目覚めると4時間は経っていた
Q.じゃあなんで書いてるんだ?
カンカン
フライパンを叩いて母は部屋を覗く
「アンタ、就職は決まったの?」
まだ決まってない...
「早く決めなさんな」
「税金届いてるからね、あと自動車税も。」
硬く閉ざされた僕の口から声を発することはできなかった。
「お昼は目玉焼きだけど」
「今行くよ」
A.なぜなら僕は就職から逃亡中で
どこにも言葉をぶつけることができずに
こうして部屋に篭城して言葉を書き連ねている
………はぁ
エルフとゴブリンの間に生まれたハーフ
わたしはロボットではありません。
ガピー
物語。
なんて書こうかな...