最強? 激怒なアーネちゃん!!
深く椅子に腰を掛けたアーネはそのまま話をしだした。
「ってか、最初に言ったけどこんな会議、いらなくね?」
未知の敵を怖がる姿を見せないアーネの姿勢はさすがだなと関心をしてしまう。
「しかし、どんな敵がいるかも知らないのに怖いとかも言ってられないだろ? それなら行ってみる方がいいんじゃないのって。ってか我強いし」
「でもアーネちゃんが倒れた時は私たち何も、助けることもできないのよ? それはちょっと私は怖いなって」
「僕もアーネ一人だけを頼りに行くのは心配だな。強いのはよく分かっているがもしそれ以上のとき…」
僕たちが乗り気でない姿勢が分かると彼女は形相を変え、
「生っちょろいこと言ってるんじゃねーよ! ぬくぬくしたところにいるからそうなるんだ! 一旦、敵に遭遇して見ろよ! まだ間近で見たことがないからそう言うんだ! ポーションの一つでも持ってついて来てくれればそれでいい。何とかできるから。だって我は強いからな」
アーネに説教をされるとは思っていなかった僕たちは腰が抜けたような感じになってしまう。しかし、ところどころに交じっている自分は強いですアピールがなんとも彼女らしいというか…。本気で怒っている彼女にネモ君もビビってしまったようで
「アーネさん、さすがにそれは言い過ぎですよ。僕は回復魔法も覚えていますし大丈夫ですよ」
いつもなら使わない、さん付けや敬語をしていた。
「そこまで怒るとは思っていなかった。すまん。確かに僕たちはこの世界の敵の事を全く知らない。その辺はアーネとネモ君に任せるよ。僕たちはどうすればいい?」
「ま、まあ、怒りすぎたかな…。とりあえず強い我が倒れないように回復のポーションとかの荷物持ちをしてくれればいい。あ、あとは疲れた時にはおんぶをすることとマッサージも必須だな。あとあれだ。我の方がレベルは高いんだ! さん付けを…」
「強いのは認めるが調子にのるんじゃないい!!!」
調子に乗るといつもこうだ。とりあえず僕たちは会議を終え、街へとポーションと最低限の防具をそろえる。そして、一通りの準備をすませ出発にそなえることにした。
~おまけ~
会議に出て喜んでいた山田たいち。しかし、僕たちがダンジョンでどうにかするためにどうすればいいのかを考えていたら寝てしまっていた。起きた時にはだれも周りにいなかったが気にすることなどなく、食事へと向かったらしい。ダンジョンない、大丈夫か…?




