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異世界鉄道  作者: 山川 ぼっか
ここは二ホン??
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聴きたい話

 昨日の大量フルコースから一夜が明け、魔法でなんとか食べ切ったがいまだに少し気持ちが悪い。そんななか朝一で兵士が僕のことを呼び出しに来た。


「佐藤様、領主様がお呼びです。今日は用事が多く時間があまりありませんのでお急ぎくださいまし」

「え、朝一でですか…。まーた朝から惚気話を聞かされるのかな…。さすがにきついんだが…」

「そう言われましてもわたくしとしては何も出来かねますので…」

「そりゃそうだよね。ごめんよ。すぐに行くから案内してもらえるかな」

「はい、ご案内はお任せください」


 全く乗り気にもならないしなんなら行きたくはないがまた変に扱われるのは面倒だったので寝間着からササっと着替え領主のいる部屋へと向かう。


「アーネ様、佐藤様をお呼びいたしました。」

「よし、佐藤殿。中に入っておくれ」

「失礼いたします。今日はどのようなご用件でしょうか。我々とて、やりたいことがありますのであまり長話はできませんが…」


 最初に急いでる風を醸し出す作戦、さすがに急いでる相手に対してはだらだら喋れまい。


「そ、そうだったのか。いや、今日はきみたちが必要としている事を教えてやろうと思ったのだが今日はやめておこう。すまんな。急いでいるのに呼び出してしまって。また、暇だったら我のところに来たまえ」

「あああああ大丈夫ですっ! 急いではいますがその話聞いてみたいです!! ぜひお聞かせください。」

「ほ、本当かっ! では話させていただこう…。我が愛しのソーネについての事を」


 僕は初めて殺意というものが沸いた。こいつはたぶんどの情報を僕が欲しているかを分かったうえでこの話をしているのだと思う。そう考えるとなおさら殺意が沸いてくる。ま、まあ簡単にこの手に引っかかってしまった僕もよくなかったがどうしようか。話を聞かせてくださいと言ってしまった建前上逃げるなんてできない。打からと言って昨日もその話聞きましたなんてことも言えない。






そんな葛藤をしているうちに勝手に話だし、エンドレスが続いていた。本来なら街に出て情報収集をと思っていたのだが気づいたらもう日が傾いていた。いつもなら途中で邪魔をしてくるはずのやつらも現れず。山田たちはしっかり僕がいなくてもやっているのだろうか。色々考えていると…


「まあ、話の導入はこれくらいにして本題について話そうか」

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