感想
おにぎり…というよりもおかゆに近いどうやって形を保っているのか分からないおにぎりを渡される。しかし、アーネは自信満々で僕が食べるのを目をキラキラさせながら今か今かと見つめてくる。塩にぎりとして作ってくれているので最悪、おかゆとして食べれないことはないがこのお皿から手に取れる自信がない。しかも、箸やスプーンがあるわけでもない。どうやって食べようか。
「早く食べてくださいよ! 我だってもう眠いんですよ?」
「そうだろうなそうだろうな。子供は寝てる時間だろうからな」
「そうですよそうですよ! もう眠い時間なのです! さあ、早く食べなさい!!」
行儀は悪いがこれしかない。僕はおにぎり…を皿から流し込むように食べる。
あっま。え? 何この甘さ。餅やん。
しかし、わくわくしているアーネの顔。塩と砂糖を間違えているなんて指摘しようものなら今度こそ殺される…。そう思い僕は。。
「お、おいしいでうよ。」
「ほ、本当?」
「うんうん。おいしいよ」
「よ、よかったぁ。料理なんてしたことなかったから。」
やっぱり、まぁ、どっちも白いしな。知らないで味を見ずにやったらそうなるわな。まあ、機嫌も取れたしな。よしとするか…。
「さあ、早く寝とけ? 明日だって長いんだから」
「しょうがないですね。佐藤がそういうなら寝てやるとします」
「なんでいつもそう上からなんだよ。ほらほら、おやすみね」
「はい、おやすみです」
さあ、アーネも寝たことだしなんとか食べたおにぎりを片付けて残ってるもので何か作るとするか。さすがにおにぎり一つではお腹が…
まだ残っていた米を使い、明かりの代わりに使っている火を少しだけもらい、焼きおにぎりを作る。
やっぱりこれじゃないと。香ばしい匂いが漂ってくる。そろそろかなと火を消して食べようとしたら匂いにつられて誰かが起きてきたようだ。
あとがき…まずはここまでこの作品を読んでくださり本当にありがとうございます。章の完結するところではないですが50話になったことで一言書こうかなと思います。
個人的にここまで続けるとは思ってもいませんでした。実際何度も長期で連載を停止してしまいこれもボツになるんだろうなと心のどこかで思っていました。なんですかね。最近の高頻度更新をしている理由は楽しいからです。後、佐藤君たちを早く日本に返してあげたいですしね。私の拙い文ではありますが活躍させていって。というか冒険開初夜なんですよね。早く、最初の目的地につかせてあげなければ…ということで今後もご愛読いただけますと大変うれしいです!




