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異世界鉄道  作者: 山川 ぼっか
何がある? ビバーチェ
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どうなるの?! アーネの今後

「えっ!? 私って国から雇われてたからここでクビだったりするの?!」


 僕含め、みんながその発言に固まった。理由は人それぞれだろう。少なくとも僕としては予算を減らされた以上、来るならしっかりと仕事をしてくれる人がいい。確かに強いのかもしれない。街で戦っている姿を見た時は憧れすら感じるほどかっこよかった。しかしだ。マイナス点の未成年のくせに酒癖が悪すぎる。お金がかかるわ、酔ってるときの態度が素晴らしく悪いはとどうしようもない。ということで…


「短い間だったが楽しい時間だったぞ。金を持たずに酒を飲みに行って酔っぱらって食い逃げしようとして謝りに行ったり、金を持たずに酒を飲みに行って酔っぱらって喧嘩して謝りに行ったり…もういけなくなると思うと…」

「ええっ! やっぱりクビになるんですか! ってかいい思い出というより謝ってる思い出ばかりじゃないですか!!」

「佐藤さんはそんな薄情な人だったのですか。せっかく仲良くなった一人なのですから次も一緒に行きましょうよ」

「俺もそう思うぞ。せっかく異世界で出来た飲み仲間なんだ。やめさせてくれるなよ…」


 そう! この二人が一緒に飲みに行くと事件が二倍で起きる。せっかく出来た飲み仲間? だいたいいつもその辺で飲んでる人たちに絡んで仲良くなってるじゃないか。一瞬迷わされたがやっぱりだめだ!


「僕だって一緒に行けなくなるのは心苦しいよ…だがな? 僕たちには金がない。今回の旅は最低限の分しか用意できない。だからアーネの面倒を見ることはもうできないんだ」

「いやいやいやそんなこと言わないでくださいよ! そうだ! 国王に直談判しましょう。そうすればきっと…!!」

「すまん、当分国王に会う予定はないんだ。あんな国王でも忙しいんだ。あえないだろうな…」

「というか私の雇用主は国王なんですよ! 直談判してやる! このおおお」


 彼女はそう叫びながら宿を飛び出してしまった。ってか直接雇用だったんですか。しかし、彼女がだめだとしても代わりを見つける方法を知らない。その現状では彼女とまた旅するしかないのかな…。

 僕はあきらめつつも今後の予定を探るため図書館へと向かった。

 王立図書館とはシャープ王国内に関する情報や、ほかにも近隣国に関する情報などが詰まっているところなのである。

これでも一応国家プロジェクトを担われた一人ということで王立の図書館を使わせてもらえることになっている。


「すいません。佐藤ひろきというのですが使っても大丈夫でしょうか」

「話はお聞きしております。佐藤様でございますね。鉱石などをお探しということですよね? 冊数がたくさんありますので私がご案内しますね」

「あ、ありがとうございます。ちなみになんと呼べばよろしいですか」

「私の名前ですか…そうですね。フォニアム・ユーと申します」

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