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異世界鉄道  作者: 山川 ぼっか
ここは二ホン??
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閑話

「ということで新しいキャラを与えられた上で城から急に追い出されたけど大丈夫なのか?」

「しょうがないのですよ。パパがじゃあ準備できたね! 行ってらっしゃい!!って急に外に放り出されたのですから」

「あんたのお父さんも本当にいい加減にしてほしいですわね。あのお城だってなんで毎回場所が変わるのですか。あれで喜んでいるこの街の人々も理解できないですが・・・」

「なんてことを言うのですか! あれはロマンなんです! いいじゃないですか! このまちはロマンで出来ているのを忘れているのですか!!」


 この街が変な理由が分かった。なんだ、ロマンで出来ている街というのは。聞くだけなら良さそうにも思えるのだがこの街のロマンの方向がおかしい。部屋の位置が毎回変わる部屋がロマン? どういう神経しているんだ。


「僕もあの構造は毎回はいるたびに分からなくなるのでいやになりますよ」

「僕だってきついのにネモなんて余計にきついよな」

「一応私の解析の結果パターンはあるようなのですがどうも何万パターンもあるらしいです」

「そんなのもう無理だよ。考えるだけ無駄だよ」

「だからいいのですよ!! なんで分からないのですか! せめてゾーイだけでも!」

「だからこの街の人が嫌いですわ」

「この街が嫌いなわりには研究している内容もロマンが……。」


 たしかに、毎回部屋を変えたりしているらしいしなにかを隠しているのだろうか。まだあったばかりとはいえ気になるものだ。


「え。あ。それはいいのではないですか? 私としては私として素晴らしい研究をしているのですわ!」

「あっそ。ふーん。佐藤? さっきから興味なさそうな雰囲気を出しながらも気になっていますよね? 知りたそうですよね? 実はですね……」

「あーーーーだめ! だめですわ!! とりあえず今日は許してあげましょう。だからやめて」

「くださいは?」

「やめて……ください」



 メンバーが増えたので賑やかになりそうです。


閑話です、閑話。本編は頑張ります。

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