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異世界鉄道  作者: 山川 ぼっか
ここは二ホン??
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日本らしさ

 どうやら彼女を怒らせてしまった僕は、怒っている彼女について奥にある会議室へと行く。


「まだ、怒ってます?」

「はい、怒ってますけど切り替えていかないと仕事も進みませんので切り替えていきます」

「本当にごめんなさい」

「理由がよくも分かっていないのに謝らないでください。もういいですから」


 また、怒らせてしまった。女性の心理は本当に苦手だなぁ。

 

「では、佐藤本部長…。ここが会議室になります。佐藤さんが帰って来たとのことなので緊急で会議の招集を掛けましたので皆さんそろっているはずです。双方の現状報告と今後についてが議題ですのでお願いします」


 え、まって。確かに報告するために色々まとめてはあったけどこんなしっかりとした会議で話すの? というかそんなに勝手に計画進んでるの?!


「えーっと僕がいなかった数日の間にそんなに計画が進んでいるんですか」

「私どもからしたら想定内…なんならデータ消失で計画は遅れています」


 あ、僕の仲間のやらかしですか…。あーはい…。怒られるのだろうか。僕は恐る恐る会議室へと入る。



 ~数時間後~



 会議は終了した。単刀直入に言えば大変なことになっていた。最初は勝手に決まっていた本部長の就任あいさつ。話すことを何一つ考えていなかった僕は当たり障りのないことを言ったがそれがだめだったようで。この大規模プロジェクトを仕切るものとしてその言葉はどうなんだ。やる気が感じられないだと。色々やって思ったが一番厄介なのはこの日本人街なのかもしれない。他の街は基本リーダーが右と言ったら右に進む簡単に言えば、独裁的な街なのでリーダーを丸め込めれば収まる。しかし、噂によると週に数人も増えるという

 この街は民主主義だそうで。なにを決めるにも会議を通さないといけないらしい。そして、出る杭は打たれる。なんというかどれもこれも日本流なのが本当にめんどくさいというカこの世界に慣れてきているのだなと、とても感じた瞬間でもあった。

 おっと、会議の続きだな。その次に山田君に対する処分についてだったんですよね。僕は頭が一ミリも上がりませんでした。でも、しっかりとそこは大切な友人でもあるし反対しました。一部の過激派が僕の辞任決議も出してたんだよね。もちろん、否決されています。というか僕の答弁で彼を辞めさせたら計画の凍結持ちだしたらみんなが黙ったのよ。それ以降は基本僕のぺースに持って行けたのだけども形だけの質問だらけで…。

 始まったのが午前中だったのにもろもろが終わったのは日がまたぐ頃でした。ここまで日本の悪いところまねしなくてもいいのにね。


悪い意味で日本らしいでしょ? ダラダラ会議編を書いてもいいけど百話くらいかかるからね。それを毎回やってもいいんですけどね。

 これでもまとめられませんでした。次はパッと場面が変わりますよっと。多分。

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