魔法と科学のムッツリめがね （未完）

東京理工科大学の１年生、東城祀理（とうじょうまつり）はある日、何の前触れもなく異世界へと転移した。
現代日本に生まれ、アニメやゲームを嗜んで科学技術と共に育った現代の申し子である祀理にとって、何も持たずにやって来たモンスターの蔓延るその世界はまさに苛酷そのものだ。
『けどまぁ、一般人が異世界に来たら多分こんな感じか……』

心の底ではそんな風に諦めながらも、いつかは異世界転生の主人公のような栄光を掴んでみたいと夢見る青年は今日も異世界で生きるためにアルバイトをこなすのだった。