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この先生キノコ

「世界樹の上に、世界は幾つもあった。


いつしかほとんどが消えて、残ったのは『人の世界』と『魔の世界』。


ある時、残った二つの世界も滅びそうになった。


その二つの世界がぶつかりそうになったからだ。


『人の世界』は世界の終わりを防ぐために、光の勇者に『魔の世界』を破壊させようとした。


そうはさせじと『魔の世界』の王である魔王は、光の勇者と戦った。


世界の外の、世界樹の上で戦った。


勝者はいなかった。勇者は消えて、魔王も力を失った。


そして、世界樹も枯れていた。


世界はぶつかり、二つの世界は一つになってしまった。


それが、この世界の始まり。いずれ来る、終わりの始まり」


世界は、世界樹から生まれた。

世界樹がなくなってなお、この世界は続いている。

何らかの意思が世界を守ったからだ。


と、教壇に立つキノコは語った。


そう、教壇には人型のキノコが立っている。


見るからに毒々しい赤い傘。


薄茶の大樹を思わせる柄に、同じ色の手足が生えている。


石突きはない。食感の問題で本茸が毎朝切り落としている。


そんなキノコが、この世界の成り立ちについて教鞭を執っている。


ここは、魔王が作った勇者のための学校(私学)。


勇者との戦いで魔力を失った魔王は、新世代の勇者のために学校を立ち上げた。


校長は魔王、教員は魔将が四人と、謎のキノコ。


生徒は一人、教壇の前に机を置かれ基本的に一対一か、生徒一対教員多数の授業を強いられる。


大地の勇者その人が通わされている。

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