6話
主人公はなんと…
熱い…痛い…身体が燃えて皮膚が爛れ身体が動かない…再生する度に燃えている…炎の向こうでオールバックの青年が俺を燃やした二人組を殺している…ダメだ意識が…
俺はここで死ぬのか…この炎さえなければ…
《この炎をどうにかできれば》
目が覚めると俺ははベットに寝ていた、カーテンからは明かりが漏れている
身体を見ると包帯てぐるぐる巻きにされミイラみたいになっていた、
喉が渇いた、
水を飲もうと立ち上がろうとした瞬間力が入らず床に倒れた
『くそ、身体が動かない』
ガチャッ!
『ご主人様⁉︎』
アリスが俺を呼びながらドアを開けた
『まだベットで休んでいないとダメですよ!』
そう言ってアリスは俺をベットに寝かせた
『ありがとアリス、喉が渇いた、水をくれ』
『わかりました、安静にして下さいて』
そう言ってアリスは水を取りに行った
『よう、起きたか?』
いつの間にか部屋の椅子に座りながらオールバック青年が聞いてきた
『あんたは……確か俺に火をつけた奴らを殺していた』
『ああ、俺はグザファン、苗字はないからグザファンと呼んでくれ』
『グザファンか、俺はベルゼだ助かったよ』
『気にするな、俺はあの二人を殺しただけだ、お礼を言うならメイドのアリスにいいな、彼女がここまで担いで看病をしていたからな』
コンコン
『ご主人様、お水を……なんで貴様がいる!』
アリスはグザファンを見るや睨んだ
『起きたみたいだから挨拶に来たんだよ』
『ふざけるな! ここの入室は禁止したはずだぞ!』
グザファンの答えにアリスが論ずる
『まぁ、落ち着け』
『ですが! きゃっ!』
『そう、カッカするな』
俺は怒るアリスの胸を揉んだ
『あっ……ダメですご主人様、こんな所で……
ああっ!』
『まぁ、聞け』
その後俺はアリスの胸を揉みつつアリスが持ってきた水を飲みアリスの怒りを収めてアリスとグザファンの仲を取り持った
『貴様がご主人様を助けてくれたのは感謝する』
アリスはグザファンを睨みつつ感謝を述べた
『いいっていいって、偶然通りかかっただけだし、お礼をしたいんなら胸を触らせてよ』
おいグザファン、それはアリスの逆鱗に触れるぞ、
と言うか俺のメイドにそんな事させないぞ?
『ふ、ふざけるなぁぁぁぁぁぁぁ!! 誰が貴様みたいなやつに触らせるかぁぁぁぁぁ!!』
アリスが鬼の形相でナイフをメイド服けら出してグザファンに切りつけた
『ちょっ⁉︎ 待って! 冗談だから待って!』
『うるさい死ねぇぇぇぇぇ!!』
グザファンは窓から外へ飛び出しそれをアリスが追いかけて行った
おいおいアリス、グザファンを殺すなよ
あの後グザファンは逃げ切りアリスが俺の元へ戻ってきた
『包帯を取りますね』
『ああ、取ってくれ動きにくい』
アリスが俺の包帯を取ってくれている、
俺は取ってくれてる間暇なのでアリスの尻を撫でている、アリスは少し息が荒くなったがそのまま俺の包帯を取ってくれている
『取り終わりましたよご主人様』
包帯を取り終わると流石吸血鬼だけあって傷は全て塞がっている
『ありがとうアリス』
立ち上がろうとするとやはり力が出ず立ちくらみの様な感覚が襲う
『大丈夫ですか!』
『大丈夫だ少し燃やされ過ぎた様だ』
『ご主人様、私の血をお飲みください』
そう言ってアリスは首から胸元をはだけさせて首を突き出してくる
吸血鬼の吸血は体力回復にもなるので怪我をした時に吸血をすると傷が治りやすい
『ありがと』
そう言って俺はアリスの首元に牙を立てた、
『あっ……』
血が溢れてくる、コクコクと喉を鳴らしながら血を飲んでいく、身体に力が溢れてくる
『ふぅ、身体が完治した』
『はぁ、はぁ、ご主人様ぁ』
アリスは頬を赤くし失禁していた
俺はアリスの胸を揉みながらキスをした
『ちゅっ…じゅる…ちゅる…はぁ、はぁ』
『俺の事はベルゼでいいよアリス』
下を入れながらアリスに囁いた
てかアリスむちゃ可愛い、
『ベルゼ…様…はぁ、はぁ、ああっ!』
俺はアリスの耳たぶを甘噛みしながら下着に手を入れた…
夜、事が終わると俺はアリスをベットに寝かしたまま外に出るとグザファンが庭で立っていた
『よう、お楽しみは終わりか?』
ニヤニヤしながらグザファンが聞いて来た
『覗いてたのか?』
『いや、ベルゼの部屋に行ったんだがアリスの喘ぎ声が聞こえたから引き返して俺も女を抱きたくなったから娼婦に行っていた』
俺が聞くとグザファンが笑いながら答えた
『そうなのか、お前も好き者だな』
『ベルゼには負けそうだ、帰って来てもまだやって居るから月をみていたんだ』
ニヤリと笑うグザファンに俺もニヤと笑う
『グザファン、お前と今後も長い付き合いになりそうだな』
『ああ、俺もそんな気がする』
『今夜は親睦会も含めてワインを飲もう』
『いいが俺はそんなに飲めないぞ?』
そう喋りながら俺とグザファンは家に向かって歩いた
ここから主人公がまずはノーステイを手に入れようとする話です