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闇の王は世界を統べる  作者: ホーホーマル
6/7

5話 グザファン

今回は少しずつ長く書きました




黒髪オールバックの青年は建物から建物へと飛び移って居た、


彼の名はグザファン夜の散歩をしていた


その時ビルとビルの間から煙が出ていた、煙が出ている方へ向かうと燃え上がる炎の中に黒焦げの人らしき物が倒れていた、その近くに拳銃を持った二人組の男がその燃える人らしき物を監視していた


『あれは対吸血鬼の銃火器部隊だな』


グザファンはその二人組を見ながら言った


『燃えてるのは吸血鬼か、おもしろそうだ、あの燃えてる吸血鬼を助けてみるか』


そう言ってグザファンは15mのビルから飛び降りた


『誰だ!』


着地すると男の一人がこちらに気付いて拳銃を向けて来た、


『どこから現れた!』


そう言いながらもう一人もグザファンに拳銃を向けて来た


『そこに倒れている吸血鬼を連れて行こうとおもってね』


『仲間の吸血鬼か!』


そう言って二人の隊員一層グザファンを睨みながら引き金を引いた、


パンッ!


『痛いなぁ、それに吸血鬼じゃないよ』


隊員は驚愕した


隊員の撃った弾丸はグザファンの右胸に当たった、だがグザファンはまるで効いてないかのないかのような対応だ


パパンッ! パンッ!


二人の隊員は伊達に人外相手に戦っている訳ではない直ぐに我に返りグザファンに発砲した


だがその弾はグザファンには当たらなかった、なぜならグザファンはそこに居なくなっていたからだ


『どこに行った⁉︎』


グザファンは隊員の上にジャンプしていた、落下すると同時に後ろにいた隊員の頭に踵落としをした、


隊員の頭は地面とグザファンの脚に挟まれ潰れた、隊員の頭はトマトが潰れた様になった


もう一人が振り返るのと同時にグザファンは右脚で頭を蹴られて首が宙を飛んだ



グザファンは丸焦げの吸血鬼に近づいた、


『生きてんのかこれ?』


さわると声が漏れた


『生きてるな、さて何処へ連れて行くか……』


その瞬間後ろから殺気が走った


飛び退くとそこにナイフが空を斬る


ナイフの持ち主は金髪ロングのメイドの美少女が殺気を孕んだ目付きでこっちを睨んでいる、





北区でアリスはベルゼを探していた、


遅くなるなら何時も連絡してくるご主人様が連絡をしてこないから心配になったのだ


パンッ!


少し離れた所から銃声が聞こえた


アリスは急いで走った、吸血鬼である彼女は人間の10倍の脚力だ、その脚力で全力で走っている


パパンッ! パンッ!


また銃声が聞こえた、


嫌な予感で大量の汗をかく


銃声が聞こえた所にもう直ぐ着く、


あとは直ぐそこの角を曲がるだけだ、その角を曲がった瞬間焦げ臭い匂いと鉄の匂いがした


そこには黒焦げの死体と黒髪オールバックの青年が立ってい、その黒焦げの死体をみてアリスは直ぐにそれがベルゼであるとわかった


よくも……よくも! ベルゼ様を殺したな!


殺意が溢れてくる


アリスはメイド服の中から刃渡り20cmのナイフを取り出しオールバックの青年に刃を振りかぶった


アリスは驚愕した、


吸血鬼である自分が人間に自分の手加減無しの全力でナイフを振りかぶったのにその青年はそれを避けたのだから……





グザファンは驚いていた、もう少し気付くのが遅れていたらナイフはグザファンの心臓にナイフが刺さり彼はは死んでいただろう


『貴様! よくもご主人様!』


金髪ロングのメイド服の美少女がそう言ってきた、ナイフを持ちながらグザファンに突進して来たのだ


『ちょっ⁉︎ まっ⁉︎』


話す暇もなく少女はグザファンにナイフで攻撃をして来た、グザファンはそのナイフを紙一重で避けている


グザファンは焦っていた、紙一重で避けているが少女の攻撃は徐々に速くなっているからだ


グザファンは少女のナイフを急所ではない所に技と刺され少女の腕を掴んだ、少女の腕をつかんだまま少女の左脚に蹴りを入れて少女の左脚を折った


少女は怯んでナイフから手を放した瞬間にグザファンは少女の右腕に蹴りを入れてた、少女の右腕は逆方向に向いて折れた


少女は態勢が取れなくなり仰向けに倒れた


グザファンはすかさず少女の左腕を右脚で抑えた、少女は残った右脚で蹴りを入れてきた、グザファンはそれを難なく掴んだ、


『落ち着け』


グザファンは少女を掴んだまま落ち着かせようと思い言葉を発した


『ふざけるな! ご主人様を殺したくせに!』


殺気の籠った目で少女は叫んだ


『そこの黒焦げになってるお前のご主人様は生きてる』


グザファンが言うと少女は驚いた


『それに俺が燃やしたんじゃない、そこに転がっている二人組がやったんだ』


『お前がやってその二人組に擦りつけてるんじゃないのか!』


少女はグザファンを睨みながら叫んだ


『それなら自分のご主人様を生きているか確かめて治療したらいいじゃないか? 目を覚ましたら俺の嫌疑は晴れるだろ?』


『 ……わかった』


少女は少し考えてから答えた


グザファンは掴んでいた脚を放し腕を踏んでいた脚を退けた


『俺はグザファン、君は?』


グザファンは少女にてを差し伸べると少女はそれを無視して右脚だけで壁に手を付きながら立った


『アリスよ』


アリスは壁に手を付きながら黒焦げの身体になったベルゼが、生きているのかを確認した後二人組の死体の一人の元へ行きその死体を持ち上げだ


『どうするの?』


グザファンが聞くてアリスはそれを無視して死体に牙を立て血を飲んでいる、その瞬間折れた右腕と左脚がみるみる治っている、


二人の死体から血を全て吸い上げる頃には骨折は全て完治していた


『さすが吸血鬼だね、あの傷が治るなんて』


グザファンは感嘆していた


またもアリスは無視しながらベルゼの元に行きベルゼを担いだ、


『何処へ行くの?』


グザファンが聞いた


『ご主人様と家に戻ります』


やっと返事を返してくれたアリスはぶっきらぼうに言ってきた


『じゃあ、俺も付いて行くわ』


『……』


無視をした事を了承と受け取りグザファンは付いて行った





主人公がどうなって行くかは次の話にします

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