1話 父さんの用件
1話目です
どうぞお楽しみに下さい
春頃
あれから6年がたった俺も背は伸び筋肉が着いた、身長は180㎝身体は細いが肉は腹筋が割れて引き締まっている。
『ご主人様、旦那様がお呼びです』
『わかった、今から行くよアリス』
アリスも今や胸が出て美人な女性になっている、呼び方も大人になるに坊っちゃんからご主人様に変わっていった
コンコン
『入りなさい』
『失礼します父さん』
ガチャ
そこには父さんゼギル・スティーノフと秘書リリスがいた、
父さんは身体は筋肉質で黒髪の少しキツめの顔をしている、
秘書のリリスは父さんに血を分けてもらい吸血鬼となった眷属である、メガネを掛けて髪を後ろにくくった如何にも秘書ですという感じ、ちなみに胸は普通である
『ベルゼお前を呼んだのは他でもない来週からお前はこの屋敷を出て暮らせ』
『それはどうしてですか?』
『ベルゼよ、100年位世界を見て来い、お前はこの土地から外へ行ってもっと学ぶべきだ、我々吸血鬼なら100年位大したことがないからな、それに愛人や眷属も作って来い』
父さんはそう言ってニヤリと笑った、
『わかりました父さん、ですが一つお願いがございます』
『何だ?』
『アリスを連れて行っても構いませんか?』
『アリスが行きたいと言うなら私は何も言わぬ』
『わかりました来週までに用意をしておきます』
夜
俺はアリスに100年家を出る事を話した、アリスは悲しそうな顔をした後に
『私も連れて行ってくださいご主人様!』
と言ってきた
『ありがとうアリス、そう言ってくれると思って父さんには話したよ、君が居てくれたら僕は嬉しいよ』
そう言うとアリスは満面の笑顔で
『ありがとうございます! ご主人様』
『ですがご主人様? メアリー様にも報告しなくてはなりませんね?』
『そうだなメアリーに言わなきゃいけないな』
『メアリー様の事ですから付いて来ると言いますよ』
『だろうな、まぁどうにか説得してみるよ、流石にメアリー家の人が反対するだろうし連れて行けないしな』
次の日の朝
黒塗りの車がやって来たその中に居たのはやはりメアリーだった、
昨日電話で話したら驚いて自分も行くと言いだしたのだ、
ダメだと言ったが無理矢理俺の部屋まで押しかけて来たのだ、
2人で話す事になった
『どうしてですの! どうして私は行っては行けませんの!』
『それは言っただろ、お前の両親が了承しなかっただろ?』
『それは、ですが私は許嫁ですよ!』
『わかっているさ俺は一番メアリーを愛している』
『本当ですか?』
涙目になりながらメアリーが聞いてきた
『本当だととも俺はお前を愛している、それにちょくちょく屋敷には帰って来るさ、外に行くだけで帰って来ては行けないな訳じゃないからね』
『でしたら、ベルゼ様がスティーノフ家の当主になったら私を妻にして下さい!』
泣きそうな顔でメアリーが言ってきた
『ああ、いいよ俺で良ければメアリーを妻にするよ』
その瞬間メアリーが笑った様な気がしたが気のせいだろ
『わかりました、ベルゼ様がスティーノフ家を継ぐまで私は待ちます、ですが私にベルゼ様の物である証拠が欲しいのです』
そう言って頬を赤らめているメアリー
『わかったよメアリー』
2人は口付けを交わした
チュ、チュ
『あっ……///』
相手の口に舌を入れてディープキスをして俺はメアリーをベットに押し倒した……
ちょいエロいのを入れましたがこれ位良いかと思い入れました