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メリット

 十時五十九分。事件は解決した。合田と月影は町の警察署にいた。合田と月影は腑に落ちなかった。

「気になる。なぜ犯人は橋を落としたのか」

「国枝の供述が本当なら殺すのは斉藤だけでいい。あの爆破にメリットはあったのか」

「この事件まだ終わっていない気がする。脅迫状を送った人物が誰なのかも分からない」

 その時町の警察署に連絡が来た。

『大変です。被疑者を乗せたヘリコプターがが、突然爆発して墜落しました』

「なんだと」

『医者の話だと乗っていた全員意識不明の重体です。二次災害は食い止めました』

 電話は切れた。

 月影は急いで千間にこのことを報告した。

その報告は上層部にまで知らされた。千間は喜田を呼び出し相談した。

「喜田。この一見どう思う」

「警察官を狙ったテロか。被疑者を狙った口封じのどちらかでしょう。それと今夜は会見になりはずですから仮眠を取った方がよろしいかと」

 「そうだな」

 雑談をしているとドアをノックする音が聞こえた。

「刑事部長。爆弾犯から犯行声明が届きました」

「爆弾犯」

 刑事は犯行声明を渡した。二人はそれを読むと互いの顔を見た。

「それで渋谷署と合同捜査をしたいのです。よろしいですか」

「許可する」

刑事は退室した。その後二人は話した。

「これはまずいことになった。もしもこの事件と予告状の爆弾犯が同一犯だとしたら被害者が多数になる」

「これ以上被害者が増えると面子に関わる」

 二人は同意して捜査本部を立ち上げる準備をした。


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