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第二の事件

 その後合田と月影は合流した。日本庭園が見える位置に座り報告をした。

「妙なことになっている。四人に話を聞いたけど二人が主宰者は田村薫と言っている」

「そんなことを言っていた人は西側にはいなかった。こっちには朝日奈恵子と関わりのある人物がいた。小野次郎だ」

「田村薫と関係のありそうな人はいた。国枝博。彼女と面識があるそうだ」

「この事件はまだ分からないことが多い」

「あの事件の関係者が一堂に会するようになっていることも妙だ」

 

 二人が日本庭園に目を向けると池に人のようなものが浮かんでいた。二人は急いで日本庭園に駆け込んだ。池には斉藤一樹が浮かんでいた。合田は人工呼吸をしたがもうすでに死んでいた。斉藤の遺体の近くには赤い文字でKと書かれた紙が浮いていた。月影は出入り口の確認をした。ここは密室ではない。

「これも赤い落書き」



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