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W3号室

 W3号室。合田はドアをノックした。中ならは男が出てきた。

「すみません。晩餐会の参加者ですよね。少し話を聞いてもいいですか」

「はい」

「主宰者についてどのような心当たりはありますか」

「田村薫さんでしょう。元彼女でした」

「どういうことですか」

「この手紙の宛先が田村薫になっているだろう」

「田村薫さんですか。偶然でしょうか。七年前に彼女は殺されたはずですが」

「そこです。彼女は七年前に死んだはずなのになぜかこの招待状が届いた」

「小説家さんと一緒に晩餐会に主席とはよほど田村さんとは仲が良かったのでしょう」

「そこも妙です。田村と北村は面識がないはずなのに呼ばれましたから」

「北村さんとは」

「僕が担当する小説家です。部屋は隣です」

「そうでした。名前を聞いておきましょう」

「国枝博です」


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