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無駄に豪華な部屋

 合田は与えられた部屋に入室した。入り口から見て右側の部屋は風呂だった。どうやらトイレと一体化したタイプらしい。左の部屋にはクローゼットがあった。真ん中の通路を歩くと大きな部屋があった。この部屋にはベッドがあり、その正面にはテレビがあった。床には絨毯が敷いてある。テレビの横には机があった。筆記用具も置いてある。窓は填め殺しだ。

合田は携帯を開いて呟いた。

「やはり圏外か。それにしては無駄に豪華な部屋だな」


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