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【一章 あらすじ】

 目が覚めたら、そこは見知らぬ草原だった。

 トラックごと異世界に転移してきた青年・輪は、荷台に積んだままのキッチンカーと最低限の物資を頼りに、生き延びる術を探し始める。


 辿り着いたのは、辺境のサラン村。

 試しになけなしのスキルポイントでパン屋を開くが、解放されたのはもはや車ではなく引き車。ナビ子に文句を言いつつも、焼き立てのパンがボタン一つで補充され、村人からは絶賛される。てんてこ舞いで嬉しい悲鳴と共に売り上げで車両は徐々にレベルアップしていく。

 手が足りない。そこに現れたのが、素朴で真っ直ぐな田舎の村娘、林檎農家をクビになったばかりのカトリナだった。彼女をアルバイトとして雇い入れ、言葉も文化も違う世界の中で、わずかに通じた交流の糸を頼りに、輪はこの地で初めての“仕事”を見つけていく。


 だが、村は魔物の襲撃を受けていた。

 銃火器と機動力、そして調理器具。現代の装備を駆使して戦いながら、輪はこの世界における自分の立ち位置を模索する。

 やがて村を救った彼に、人々は感謝と信頼を示し始める。


「選ばれた者じゃなくても、誰かを助けることはできる」


 そんな思いと共に、輪はひとつの決意を固める――運び屋として、孤立した村々を繋ぐ旅に出よう、と。


 異世界の風に背中を押されて。

 キッチンカーと共に走る、食と信頼の旅が静かに始まった。


【登場人物】

牧野(まきの) (りん)

 異世界に転移した元配送ドライバー。

 現代知識と運転技術を活かし、運び屋として活動を開始する。

 冷静な観察眼とユーモアを持ち、状況に応じて柔軟に対応する。流石輪様、さすりん。


・ カトリナ

 サラン村で出会った、心優しく明るい村娘。

 輪の作る料理や現代文化に強く惹かれ、行動を共にするようになる。

 素直で感情表現が豊か、現実的な視点を持つ。たまに言動の端々にヤバい側面が見え隠れする。


・《M.G.S-03》ナビ子

 魔導車スズメ・ライフに標準搭載されたナビゲーションシステム。

 ワゴンR型移動車両「スズメ・ライフ」に搭載されていて、地図案内はお手の物。

 情報管理もお任せあれ。私なしではこの旅も成り立ちませんよ、ええ、当然ですけどね。



【車両】《魔導車 スズメ・ライフ》


・ワゴンR

 輪が配送業で使用していた軽自動車。

 現在は動力が魔力。運転補助機能、魔導ナビゲーション《M.G.S-03》付き。通称ナビ子。

 特性として車種切替可能。※使用者の成長により解放




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