死
頭の中に言葉が羅列される
言葉の海に支配されていて
前後不覚になる思いにまでなれ果ててしまった。
死という現実が
妄想と言う名の幻想として襲い掛かり
頭の中が死ぬという経験の無い知らない現実と
恐怖驚愕に支配されていく
人間は必ず死んでいく
これだけは間違いない
例え寿命が100年与えられたとしても
101年過ぎると死の現実は免れない
もうダメだ
どこまで逃げても死からは逃れられない
経験したことのない幻想に押しつぶされてしまう
無という空間に押し込められて
無すらも考えられないかもしれない未来は
何をもってしても解決には至らない
周りに友人はおれど
誰も助けにはならない
友人が私の死を救ってくれる訳ではないのだから