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世界迷惑劇場

枕サイズのポテチ

作者: 爆微風




 春は揚げ物。

 ポテトチップスコンソメは王道、たまにのり塩、紫だちたるパッケージのうまい棒もたまに食べたくなる。


 夏は氷菓。

 月に五、六十はペロリ。

 夜モナカ、バニラの多く飛びチョコ控えたる。

 また、もう一つ二つなど、いつの間にか腹に収まっているのがお菓子。

 飴など噛み砕くのもお菓子。


 秋は喫茶で。

 求肥(ぎゅうひ)の抹茶パフェの端いと近うなりたるに、お代わりのフルーツパフェへ行くとて、三つ四つ、目移りなど、生き急ぐさへあはれなり。

 まいてハニートーストの重ねたるが、いと小さく見ゆるはいとをかし。

 食後はけて、腹の音、ゲップなど、はた迷惑はいふべきにあらず禁止。


 冬は全て。

 雪の様たるシャーベットはいふべきにもあらず、霜ごとくいと白きアイスクリームも、またさらにする口休めにビスケットなど用いリセットし、暖取りて更に食すがいとつきづきし。

 昼になりて、ミルク香るソフトクリームもていけば、カラムーチョの焔のごとき辛味に涙目になりて楽し。








あとは熱々のお茶が怖い☆

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― 新着の感想 ―
[一言] 有名な随筆の書き出しと 韻を合わせ、 全体の流れも合わせつつの お菓子を味わってるだけというところが いとをかし。
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