4:評価について
さて、作者であれ、利用者であれ、ここからはかなり興味を惹く内容になってくるかと思います。
すなわち「評価」についてです。
一つ目は、レビューへの評価
二つ目は、作品への評価 です。
❏レビューへの評価
作品に対する感想というのは、良いものだけではありません。悪い内容のものだってあります。
そこには正しいも間違いもなく、レビューの役割として大事なのは書いてあることが「適切か否か」ということでしょう。
一方、レビューを評価する側は、そんな単純な話ではありません。
自分が好きな作品が貶されていたり、逆に嫌いな作品が持て囃されていたりすれば、感情的な判断も出てきます。
つまり★5だけで評価基準を提示してしまうと、中身としてはバラバラになります。
そこで、サイト側で物差しが必要になってくるのです。
現在のところ、入れようと思っているのは「参考になったか」というバロメーターです。
また、人によっては「否定的なもの」、「ネタバレを含むもの」を見たくない、と思われる方もいらっしゃるでしょう。
なので、こちらは表示設定を変えられるように、別のタグをつくるつもりです。
現在のところ、レビューの評価指標は「肯定的か否定的か」といったことに左右されず「有益か否か」という要素で評価されるようデザインをするつもりです。
❏作品への評価
こちらはかなり難しい。そもそも作品の良し悪しというのは難しい問題です。
いっそ「評価自体ない方が良い」という意見があることも理解できます。
ただ、運営者としては設定をするつもりです。
理由としては、やはり「目印が必要」だからです。
先に書いたように、Web小説は当たり外れが激しい。レビューを書かれる時点で、それなりの支持があるのでは、という主張もありそうですが、それは肯定的なレビューに限っての話です。
否定的なレビューはまだマシで、悪意あるレビューがあった場合、否定的なレビューで埋め尽くされた作品を誰か読みたいと思うでしょうか。しかも、それが普通のレビューと並んで大勢を占めているなら尚更です。肯定的な意見を探そうと思っても、見極める目印がなければ、悪意に流されてしまいます。
では、評価するといっても、どうやって? という問題です。
キャラクターの造形、設定の完成度、発想の独創性……
指標を挙げだしたらキリがありません。そこで、こちらは逆に物差しを用意しない形の方が良いと判断します。
ベストではなく、ベターというくらいの答えですが、運営していくなかで別に用意すべき指標が出てきたら、都度都度で判断していきましょう。
ということで、星5的な評価基準になるのですが、ここからが肝です。
「何で総合得点を決めるか」です。
まず「なろう」のような加点式では、結果は変わりません。多くの読者を獲得している先行者の利益が大きすぎますし、結局ニッチに刺さるジャンルでは勝てない形になってしまいます
ということで、拝借したいのはグルメサイトなどで使われるアイデア。
「評価者の信頼度に基づいた得点計算」です。
例えば100冊登録している人と1冊しか登録していない人のポイント配分を調整する。
当然ですが1冊のみの場合では、悪意があったり自演の可能性があります。
でも、沢山の評価のなかの一つであれば、まだ比較的信用度は高いでしょう。
また、レビュー自体が「参考になる」という評価をどれだけ受けているかも大事です。
誰の参考にもならないレビューと、100人を頷かせたレビュー。どちらの意見を重視するかは明確です。
普段のジャンルなんかも組み込めると良いかもしれません。
99作品ライトノベルだけど、なぜか1作品だけ純文学で、その評価が異常に高かったり低かったりすれば注意が必要です。
ということで、単純なレビューの総合点、という計算式は当てはめずに作品に提示する総合評価を決めるつもりです。
まだ決めていないのは、その計算ロジックを公開するか否か。
公開すると悪用される可能性がある一方で、不透明だと疑心を抱かせてしまいます。
こちらはサイト公開の前までには結論を出したいと思います。
レビューサイトの肝となる部分なので、もしご意見あればどうぞ!