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×やむおえない ○やむをえない

×やむおえない、止む追えない、止む負えない、止むおえない

×やもおえない、やも追えない、やも負えない

×やもをえない、やもを得ない

○やむをえない、止むを得ない、止むをえない


これはうっかり口語で覚えてしまっているクチである。人と会話をする中で、「を」を、わざわざ「ウォ」と発音する人間はまず居ない。例えば、現代の一般教養として「林檎+を+買って来て欲しい」を「林檎+お+買って来て欲しい」と書くはずがない。「を」の使い方は小学校で習う。


しかし、私の記憶が正しければ、小中高で「止む+を+得ない」という日本語表現を習う機会はなく、教科書や小説、新聞等で見て知る他ない。見て知ることなく、口語で「やむをえない」を聞くだけに留まると、「やむおえない」「やもおえない」「やもをえない」等の不思議な造語が生まれるのだった。


最近のパソコンソフトは優秀なので、上記のような造語を打ち込むと『止むを得ないの間違いでは?』と注釈を入れてくれるものだが、スマートフォンで打ち込んでいる文章にはそんな便利機能が無いため、書籍化でもしない限りは永遠に間違えたままだ。

なお、私は書籍化の運に恵まれた経験が無いため、憶測になる。もしかすると、なろう小説の書籍化に当たって編集者の校正及び添削は入らないかもしれない。そうすると地獄である。

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