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現実と思い描く未来  作者: りん
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反抗と嘘

私は人と関わるのすらも嫌になり学校行くのも嫌になりサボり癖がついてしまいました。

毎日学校へ行くフリをして1人で公園へ行ったりカラオケに行ったり…。

当たり前に学校から両親へ電話がかかって来ていました。

学校から電話が来るたびに両親と私は大ゲンカ。

「行きなさい!!」「行かねーよ!!」

この言葉を何度繰り返した事かわかりません。

そんなやりとりをしていて月日が経った高校1年生の秋。

母が私に「お前頭おかしいよ?毎日学校で問題ばかりおこして、毎日学校から電話かかってきてあんたがいないって。精神科行かないよ。一回診てもらわなきゃダメだ。」って言われました。

もちろん、母はイジメで自傷行為をしているのも不登校になっているのも知っていました。

この時の私は家族すらも裏切る人間の1人だとしか思っていなかったためなのか、寝言は寝てから言えよとしか思っていませんでしたが。

「なら連れてけよ!!連れていけれるもんなら連れてけよ!お前がそう言うならどうぞご勝手に!何が精神科だよ!!」と私は母に反抗をしていました。


母はすぐに精神科に電話予約をしていました。でも、その時はどうせ演技。としか思っていなかったのです。


母と喧嘩して1週間経った頃の朝、学校へ行く前のこと。


「あ、今日学校帰りママ迎えに行くからね!2人でいいところ行こうよ!!連れてって行ってあげる!」と言われ私は「あー。わかった。したら駐車場で待ってて」と言いました。


今思うこと。何でこの時この言葉信用したんじゃ!!!


放課後母が迎えに来ており車に乗りどこかへ。


住んでいるところからはかなり離れている場所。

とある大きいビルの駐車場に入りました。


そして連れられたのは精神科のクリニック。


私この時かなり衝撃的でした。母を恨むのではないかと思うくらい腹も立ち憎しみがジワジワと湧いていました。


なんで私がこんなところに。なんで親が私をこんなところに嘘ついて連れてきたんだ!!!って怒りが湧いていました。


この時から人生も人格も全てがおかしくなるなんて家族も私も予想なんてしてない。


先の見えない戦いがこれから幕開けです。

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