麦秋。
せっせ せっせと摘まんで 草臥れる
腰掛けた路傍 咥えた煙管
だらしなく垂れ下がった 掌の塊
そして 空っぽの水筒
まだ かぁかぁとは聴こえてこない
寧ろ 淀んだ空気が大地に触れて
喜びの声をあげる 蛙や螻蛄
それにつられて 振り返り
あぁ まだこれだけしか済ませていなかったのかと
遥か遠く 彼方から その姿を覗かせる
ゴロゴロと鳴りやまぬ入道雲
広く棚引けば その行方を眩まし また肥ゆる
締め付けてくるのを ただ 誤魔化したくて
ずぶり ーーと 泥に浸かる
せっせ せっせと摘まんで 草臥れる
腰掛けた路傍 咥えた煙管
だらしなく垂れ下がった 掌の塊
そして 空っぽの水筒
まだ かぁかぁとは聴こえてこない
寧ろ 淀んだ空気が大地に触れて
喜びの声をあげる 蛙や螻蛄
それにつられて 振り返り
あぁ まだこれだけしか済ませていなかったのかと
遥か遠く 彼方から その姿を覗かせる
ゴロゴロと鳴りやまぬ入道雲
広く棚引けば その行方を眩まし また肥ゆる
締め付けてくるのを ただ 誤魔化したくて
ずぶり ーーと 泥に浸かる
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