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ミンスクの力

ミンスク

職業 エンジニア

能力

パワー D スピード SS 技術 SS 耐久 E 知力 B 精神 C 魔力 0


エジリス 

職業 エンジニア

能力

パワー E スピード E 技術 S5 耐久 D 知力 SS 精神 B 魔力 0


◇      ◇      ◇


「魔力が…ない…」

「俺たちのステータス…尖り過ぎだろ…」


 二人互いに違う現実に驚愕する二人…


「お前に至っては戦闘に関する基本能力がほぼないな…」

「君こそ…耐久Eって…良く今まで無事だったね…」

「それに俺たちは魔力が無い…」

「僕たちの異世界要素はどこに行ったんだろうね~」

「とにかく…少し調べないとならないな…」


◇      ◇      ◇


 そして彼らが足を運んだのは…コロシアム…


「ホントに行くの?」

「行くしかない…実際戦って容量をつかむ…この異世界の奴らを…」

「つかむ前に死なないでね,耐久E」

「うるさい,パワーE」


 このコロシアムは様々な形式で行われる、どの種目もかなり人気を博している。

 それにもう一つミンスク御一行は衝撃の事実を知る。


「相手を殺害した場合は…教会へ蘇生のための寄付金を…」

「これって…蘇生って書いていたよね…」

「蘇生って…ホントに生き返るのか?!ホントにぃ!?」

 

 科学技術の下で生きてきた現代人とは違う異世界の技術ではなく信仰の力を思い知った。


 だがひるんでも仕方ない彼らはコロシアムの受付に向かった。


「あのー、1v1にエントリーします」

「ハイ、こちらにどうぞ」

「あ僕は彼の付き添いです」


◇      ◇      ◇

 

「ミンスク…君なら大丈夫だと思うけど…僕たちの知らない「魔法」が敵にある…気を付けて…」

「ああ言われずとも」

「今回の敵はアラン、職業は魔法戦士、lv25、剣も魔法も使える人だ、この世界の調べ相手にはちょうどいいだろう」

「…どうしてわかるんだ?」

「僕のノンファラント搭載のスマホで能力カード撮ったから」


 エジリスの言うノンファラントととは超高解像度の小型カメラ、1km先のA4ノートを拡大して読むことができるぐらいの性能がある。


「ついでにlvはこの世界での経験だ、けど君より24Lvが上でもステータスが劇的に上がるわけじゃない、あくまで「経験の量」いう扱い、理不尽に叩き潰される…なんてことはないと思うよ」

「なるほどいいニュースだ」

「そろそろ時間だよ頑張って」


 ミンスクはコロシアムのゲートを潜り抜けた。


◇      ◇      ◇


 レディーファイ!


 プロレスのような掛け声でバトルが始まった。


 ミンスクの胸からナイフを取り出し右手に、そして左手の義手を光らせる。


(アランは…剣と盾…あと胸当てか)


 一方アラン


(なんだあのチビは…なぜこんなところにいる…)


 アランは右手で剣を抜く、ちなみにミンスクの身長は143cm


 ミンスクはアランとの距離を取り様子をうかがう。


(相手と距離があるときは…異世界ならあれだろう…)


 アランの周りから光であふれ出し1秒ほどで10個前後の火の玉がミンスクに放たれた。


(弾速が遅い、これじゃぁ俺には当たらんな)


 ミンスクは体をひねって火の玉を躱しながらアランと距離を詰める。


(ただのチビじゃないようだな…だが近寄っても無駄だ!)


 アランは右手の片手剣でミンスクの胴体を薙ぎ払う


(…!当たっていない…!?)


 アベンの剣は胴体でも頭でもなく…ミンスクの頭上の虚空を切り裂いていた。


 ミンスクは野球のスライディングのような姿勢で回避、瞬く間に立ち上がり左義手でアランの首をつかむ、ついでに義手の握力は80kgを裕に超す。


 そうとしてるうちにアランは首に細い針を刺される感覚を覚える。


「せっかくだしお前の血をいただいていく、俺はAB型だからどんな血でもOKだ」


 アランは剣でミンスクの背中を突こうとするが…


「あまり余計なことをするな」


 剣を持つ腕の筋繊維をナイフで割く。


「そろそろ…さよならの時間だな、どうせ生き返るんだろ?確実に仕留めてやる」


 ミンスクはアランの首を放し、首、胸当ての革を切り落とした後、あばら骨の隙間の心臓、肺にナイフで穴をあけた、それもたったの1秒前後、機関銃のような音を立てた後、アランは崩れ落ちた。


  

あとがきでスキルの説明を書くことにします。あくまで設定的なものです


スキル名 種別


破壊力・・・物や硬い物体(マシン系、鎧など)に対する攻撃、貫徹力

加害力・・・人や生物、機械などの内臓等の重要部分を効率的に破壊、機能停止させる威力

射程・・・攻撃可能な半径Aでスナイパーライフル、Eでナイフや素手ぐらい

精密動作性・・・精度のよさ、当てやすさ、SSでスナイパーライフルEでショットガンぐらい

発動速度・連射性・・・スキルの発動に必要な時間、または速射性

コスト・・・魔力やアイテムの消費Aが優秀でEが悪い

成長性・・・スキルの伸びしろ


筆者の感想とイメージ


 とにかくEは苦手でA以上が得意ととらえてください。


ファイアーボール (スキル・魔法)


破壊力・・・D

加害力・・・A

射程・・・C

精密動作性・・・D

発動速度・連射性・・・B

コスト・・・B

成長性・・・C


 火の玉を放ち攻撃、加害力は高いが盾や鎧の敵には向かない、旅の途中で火をつけて暖をとるみたいな運用も可能。


 アサルトナイフ (物理)


破壊力・・・D

加害力・・・C

射程・・・E

精密動作性・・・SS

発動速度・・・S

コスト・・・C

成長性・・・E


 ミンスクがアランに放った技(自覚なし)

 敵をナイフで正確に急所をメッタ刺しにする、威力はイマイチだが人間相手には十分、しかしモンスター系は内臓の位置がわからないため有効性は大きく下がる。

 

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