オブリテラートエブリシング
2月24日、誤って別の部(完成途中)を投稿してしまいました。
2時過ぎに編集しましたが、未編集の部を見ていた方は27部(前回)を視聴することをお勧めします。
2月26日、サブタイトルの誤入力。5時50分に修正。
本当にご迷惑をおかけし、申し訳ありませんでした。
暴れまわるミンスクに勇敢に立ちはだかる一人の悪魔。
「貴様!ここはクロン魔王様の部屋の前…これ以上好き勝手させるわけにはいかん!この私が…近衛兵として成敗させてもらう!」
近衛兵は剣を抜き、構える…
「成敗…?この俺を…はぁ…面倒くさいなァ~やってみろ…」
ミンスクは近衛兵に歩いて近寄る…
「…」
(警戒して様子見したか…なら…)
ミンスクは近衛兵を無視して魔王の部屋へのドアノブに右腕を伸ばす。
「…!貴様!」
悪魔は剣をミンスクの右腕に振りかざす。
サトッ…
まるで包丁で人参でも切るような音と共にミンスクの右腕が落ちたかのように見えた…ここまでは普通の現象だ。
しかし
ザスッ…
「グハァァ?!なッ…ナッ…」
近衛兵の右肩からあばら骨に激しい創傷が襲う、そして切り裂かれたはずのミンスクの右腕は無傷。
何が起こっているのか全く分からない…いや信じられない現象が近衛兵に襲い掛かっていた…
「オブリテラートエブリシング…俺に対して降りかかる現象を跳ね返すスキルだ」
「な…なんて奴だ…こいつ…無敵か…」
「こんなこともできるんだぜ…デモンズパワー」
ミンスクは近衛兵の首をつかみ、なんと振り回したのだ。
ドゴッ!ガッ!バガッ!バギッ!
近衛兵は壁、床、天井にと荒々しくたたきつけられ、城ごと肉体が崩れる音が響く。
「き…貴様の力では…デモンズパワーがあっても…こんなこと!こんなことができるわけ…!」
「オブリテラートエブリシングで俺にかかる遠心力と体重などを跳ね返したんだ、デモンズパワーは振り回す力をさらに強化するためだ」
こんなやり取りしてる間にも近衛兵の体はバキバキにされている…意識も薄れている。
「そろそろだな…」
グシャァ!
近衛兵が投げ飛ばされ骨が折れた音と共に壁に陥没。
「サージタモルテス」
ドガッシャァ!
ミンスクが放ったサージタモルテスは近衛兵ではなく壁に突き刺さると同時に…
ミンスクの左胸から…何者かの拳が貫いた。
◇ ◇ ◇
「グラーチェス・プレバリケーター」
ドドドォン!ガキキキン!
悪魔のクレムリン族は力を合わせ堅牢な防御魔法で戦車砲の一斉射撃を防ぎきる。
「ドラァ!」
ガゴッ!ドッガァ!
そして素早く力強いハバロ族が戦車の裏側に回り込み1両1両破壊してゆく、状況は奇襲で戦車たちが押していたが徐々に悪魔たちが押し返す形となっている。
グオォォォ…
しかし、戦車たちの軍勢はこれだけではない。
オブリテラートエブリシング(スキル・特殊)
効果範囲・・・E
発動速度・・・A
コスト・・・E
成長性・・・S10
ミンスクがとうとう覚醒してしまったチート中のチート能力。
発動すると自身に降りかかった現象を自分以外の対象になすりつけるスキル。
本編では「跳ね返す」と書いたが「なすりつける」ではかっこ悪いので変更。
なお、まだまだ成長性があるのが恐ろしい。




