牢獄の中の本当の悪魔
ミンスクが目覚めた場所は…薄暗い牢屋の中だった、俺の左腕に手鎖をつけられている…
(ここが牢屋か…)
実はミンスクは牢屋にぶち込まれるのは初めてである。
「おお…お目覚めのようだな…」
「尋問か?」
「よくわかったなぁ…」
「なあに…尋問は俺の得意分野の一つさ…ついでに次にお前は…」
「「まあ今回はお前がやれる側だけどなぁ!」ハッ!」
「HAHAHA☆」
人間に手玉に取られ笑われる悪魔。
「てめぇ…なぁ…どういう身かわかってるのかぁ!」
◇ ◇ ◇
(ミンスクはやっぱり自分から捕まりに行った…それにミンスクはかなり余裕があるみたいだ、今は最良のタイミングまで…準備するんだ…!)
スキル マテリアルリモーヴァル アーキュレート覚醒
◇ ◇ ◇
「な…なぜだ…エイクレインをぶっかけられた奴は悲鳴を上げてのたうち回るはずだ…」
「魔法はな…集中して発動させるモノだろ?お前…集中力足りてねぇんじゃね?」
実際ミンスクは全く痛みを感じてない。
「人間のくせしてナメたクチを!」
悪魔はさらに怒り出しエイクレインを連発する…
「おうおう…随分頑張るな…」
「ぜぇ…ぜぇ…」
エイクレインの黒色の液体がミンスクの体を真っ黒に染め上げる…しかし何にも反応を示さないミンスク。
そんな中…
「グギャァァァァ!貴様ぁァァ!何をしたぁぁぁ!」
いきなり悪魔が苦しみだした。
「ホントあんた大丈夫か~?しぶきでも飛んだか~?」
ミンスクはとぼけたフリをしているが…自分の更なるユニークスキル…とんでもない力に気づき始めていた、それと同時に強烈な疲れも感じ始めた…
「あ~退屈だ…ねみぃ…お休み~」
「オ…イ…寝てんじゃ…ねぇぞ…」
そして二人とも気絶状態となった…
◇ ◇ ◇
一方エジリス…
エジリスは進化したマテリアルリモーヴァル アーキュレートにより精密動作性が大幅に強化され原子核の構造まで瞬時に変えられるようになった、説明せず大雑把に言えば何もかもをエジリスの知る好きな物質に変えられることが可能になった。
(魔界に攻め込むには大量の機体と強力な武装が必要だ…それを完成させるためには長い時間が必要だ…それまで待っててくれ…!ミンスク!)
◇ ◇ ◇
そのころ…魔界城…
「こいつ…よくわからねぇが…エイクレインが効かねぇ、しかもその効果を相手へ返すスキルがあるぞ…!」
「こちら3等兵!王室の近衛兵にも被害が!」
「早くエイクレインを拭きとれぇ!!」
「い…イヤだぁぁぁ!それだけは死んでも触りたくなぁぁぁい!」
「風魔法で吹き飛ばすのはどうだ?」
「それはやってみたがなぜかエイクレインが吹っ飛ばねぇんだ!」
もうミンスクは多方に迷惑をかけずにはいられない体質のかもしれない…
◇ ◇ ◇
牢屋…
「こいつ寝ているぞ…今なら…奴を…」
「やめてください!…もし寝たフリとかでもしていたら…今度こそ死人が出ます!」
そんな必死な話の中…
「ふあぁ~おはようさん…飯はまだか?そうそう…人間が食えるモノで頼むぞ~」
ここに居る悪魔たちはこう思った。
(こいつ…!)
悪魔にあるはずの主導権は完全にミンスクに取られていた…
コーマ(スキル・魔法)
破壊力・・・0
加害力・・・0
射程・・・B
精密動作性・・・C
発動速度・・・C
コスト・・・D
成長性・・・E
悪魔族の魔法、「ドチュンドチュン」という変わった音を立てて発射される。命中した相手を昏睡状態にする。
マテリアルリモーヴァル アーキュレート
破壊力・・・E
加害力・・・E
射程・・・E
精密動作性・・・測定不可
発動速度・・・A
コスト・・・B
成長性・・・S
マテリアルリモーヴァルの進化版、前筆の通りとうとう原子核を操作できるレベルまで精密動作性が上昇。
ほかに速度も大きく上昇している。
まだまだ成長性があるのもポイント。




