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また村を襲う逸般人3

 まだ魔法の連射は続く。


「いつまで隠れている気だ?さっきまでの威勢はどこに行った?」


(どうやら家屋は貫通しきれないようだ…そして奴の性格なら…回り込んでくる!)


 アランの予想通りシエルは回り込む。


「今だ!」


 アランはシエルに向かい剣を投げつけた。


 ガチィィィッ…!


「こんな簡単に私がやられると思った?」


 アランが投げた剣は空中で止まっている…


(フィルミタルロボレを発動させていたみたいだな…)


「あなたの主力の剣を放しちゃってどうするつもり?」

「ふん、貴様なんぞに私の剣を汚すのはもったいないのでな!」


 アランは円筒状の物体を投げつけ、目をつぶった直後。


 パッ…


「きゃああぁぁ!?」


 強烈な音(閃光弾はこんな音だが聴覚に一時的な障害がおこるためこんな音)と光がシエルの視界、聴覚を焼き尽くす。

 

「貴様のような性格は追い詰めている時が最もスキがでる!ミンスクから借りたものがここまで強力だとはな!」

「くぅぅう!だが私のフィルミタルロボレはまだ展開できている!センテリアで感知すれば目を開けなくても、貴様にサイファーを打ち込む時間はいくらでもある!」


 バリィイイン!


 堅牢なはずのフィルミタルロボレはあっさりと砕け散った。


「なッ…」

「ミンスクからもらった短剣が活躍するとはな」


 シエルの首元に短剣をあてがう。


「お前の負け、そして私の勝ちだ」


◇     ◇     ◇

 

 一方ミンスクにて


(…ダメだ…硬すぎる!1分間45mm3門を打ちまくってるのに砕ける様子が全くない!)


「どうだ?俺のシールドウォールは硬いだろ?」

「ああ、本当に硬すぎるな」


 ミンスクがそういうと運転席移動しアクセルを踏み込み鎧の男に体当たりする。


「フン無駄だ、まさかこの俺を吹っ飛ばせるとでも思ったのか?わざわざ近づいてきてくれたなありがとよ!」


 ガツッン!


 鎧の男は手に持った戦斧を車体に叩き込む。


 直後戦車の裂け目からゲル状の人間が飛び出す。


「ナッ…なんじゃこりゃぁぁ?!ぼごぉ!」


 鎧の男が青ざめるころには戦斧、腕、鉄仮面の内部へ、そして口の中に入り込んでいた。


「聞こえるか?わざわざ鉄板に叩き込むつもりで突っ込んだんだ、体内にはシールドナンチャラはできねぇだろ?」


 ミンスクは鎧の男の胃の中で右腕だけ元に戻し握っていたのナイフで胃から心臓を貫いた。


◇     ◇     ◇


「なかなかいいものあるね~」

「エジリス…いやお前たち完全に盗賊だな」


 アランが口をはさむが。


「もう今更でしょ?それにこの世界の技術を解析したいして自分で作ってみたいからね」

(自分勝手はエジリスもだったか…)


◇     ◇     ◇


 一方教会にて


「よう、神父さん」

「あなたは…呪われているのですね…」

「その通りだ、治せ」

「わかりました、寄付金は要りませんよ」

「変な気は起こすな、俺は片手でも貴様を無力化する手段はいくつもある」

「大丈夫です、脅しの必要はありません」

「ということは…!まさか!」


 ミンスクは転がって距離を置く。


「そういう意味ではありませんよ、あなたは…大きな運命を背負っている…」

「はぁ?運命?」

「そうだ…そしてそれと同時にあなたの動向人は悲しい運命も持っている…」

「知ったことかさっさと治せ」

「やはり…いうことは聞かぬか…さあこちらへ来なさい…」


 そしてミンスクの左半分が動き出す…



  フィルミタルロボレ(スキル・魔法)


耐久性・・・A

対象・範囲・・・自分のみ

発動速度・・・B

コスト・・・D

成長性・・・C


 高い強度を持つ魔力壁を展開するが対策魔法仕組まれた武器にはあっさりと破壊されてしまう。


  シールドウォール(スキル・特殊)


増加耐久・・・+6

対象・範囲・・・E(触れている装備、物質物体のみ)

発動速度・・・E

コスト・・・B

成長性・・・E


 自分の装備や防具にかけることで耐久性何倍か上昇させるコストも安いができるが準備に時間がかかる。自分や生物には使用不可能。

 実は鎧の男のユニークスキル。

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