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また村を襲う逸般人2

「効くと思ったか?」


 鎧の男の首元にはシールドウォールのものと見られる青白い光、防がれたようだ。


「ならな…剣じゃなくて45mmの銃弾ならどうだ?」


 人には打ってはいけないヤツをぶっぱなつ。


「うぉぉぉ!俺で防げなくはないが!ヤバすぎる!」


(いや、45mm機関砲を防げるのがヤバいな)


「アラン、エジリス!この鉄塊は俺が止める!他を当たれ!」


◇      ◇      ◇


「よくもやってくれたな…ガン〇ム!」

「え?なぜ…これの元がガン〇ムってわかったんだい?もしかして君も…」

「そんなことは俺がお前を倒してから聞くことにするぜ!」

「それは僕のセリフだよ」


 エジリスと現代人らしき剣士との距離は15m、エジリスは射撃体勢を整えている。この距離ならエジリスのほうが圧倒的に有利だ。


「フィリクシレブル・レゾナンス!」


 剣士がスキルを発動、するとエジリスの装備のカメラにノイズがかかりだした。


(これは…!このノイズは…奴のスキルは電磁波を発生させているのか!)


 そして剣士はエジリスに剣を向けとびかかる。


 エジリスは一撃目は大楯で防ぐ、が


「どこを見ている!」

「何!?グオッぉ!」


 エジリスはカメラの不調で見失ってい後ろから二発目の剣激をもろに食らい吹っ飛ばされた。


(…バッテリーなどの機械は無事だ、だけどここまで距離を詰められたら…まて…距離…)


「ソリドム・パージ!」


 エジリスはなんとガン〇ム装備の外殻、武器をすべて解除し剣士に突っ込みだした。


「お、お前頭でもどうかしたか!?」

「いや…これは…作戦だ!」


 外殻と装備を取り外したエジリスはかなりの機動力を発揮、瞬く間に剣を持つ腕をつかむ。


「パージをしてもソリドムのパワーは健在だよ、だけど僕は人の殴り方を知らない…だから」


 剣士の左胸に手を置く。


「何をする…!てめぇ!」


 左手で短剣を取り出す…が


「マテリアルリモーヴァル」

 

 すると、剣士の左手はだらりと落ちて動かなくなる


「まずは神経を削いで…次は栄養素を…」

「て…めぇ…」

「僕も戦っている身、必死なんだよこう見えてね」


◇      ◇      ◇


「お前…なかなかやるようだな、私はアランお前は?」

「シエルよあなたもなかなかのようね、だけど人間と戦うのは好きじゃないわ」

「そうか?私は強い者と戦うのが好きだ、強烈なアドレナリンを感じさせてくれる」


 掛け合いはここまで、互いに剣と盾を構える、二人の距離は10m


「サイファー!」「ファイ…」


 シエルの魔法のほうが早く発動しアランに被弾、盾で防いだものの魔法は中断されてしまう。


「魔法は得意ではないようね」

「チッ」


(なら…)


「距離を詰めよう…なんて考えているの?」

「なッ…」

「させないよ」


 今度はサイファーの連射で追い詰めていく。


「ウッ…まずいな…」


 アランはすぐそばの家屋に隠れた。


  フィリクシレブル・レゾナンス(スキル・特殊)


効果範囲・・・E(電磁波はC)

発動速度・・・B

コスト・・・D

成長性・・・B


 自身のスピードとパワーを1段階(+1)上昇させるスキル,副産物的に電磁波が発生する、ついでに現代人の剣士はその副産物を知る由もない。(偶然刺さった、エジリスは割と運が悪い質なのかもしれない)

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