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墓荒らしの始まり2

「はぁぁぁ…さすがに疲れたぁ…」

「今日は異世界人に追われたり、飛竜を打ち落としたり、ファナリスの完成…疲れないわけがないよ」

「まあ罰金とか刑罰とか食らって貧乏暮らしで幽閉されるよりはましだ」

「そうだね」


 しかしこの世界の人々にとっては迷惑旋盤、彼らの勝手で3人以上は犠牲になっている。(全員生き返っているが)

 

◇      ◇      ◇


 翌日…


「ふぁ~よくねたぁ…」

「僕も…珍しく5時間は寝たよ…」

「お前毎日3時間も寝てないだろ、もっと寝ろ」

「ええ~僕の作りたいものはまだまだあるのに~」

「一生は長いだろ、もっとゆっくり…」

「人のこと言えないよね?」


◇      ◇      ◇


 一方…王室にて…

 

「ミンスクの件ですが…」

「ああ…話は聞いている…あの障壁魔法(テチョウォール)を打ち砕くほどの威力…」

「あの…機械の鳥も…相当脅威ですね…」

「…聞いた話ではミンスクという者がかく乱、そして機械の鳥で一掃する…それが奴らの戦術だな…」

「ハイ…」

「よし…このことは一刻も早く全世界に報告しなくてはならない…」

「ハッ」


◇      ◇      ◇


「飛行機の修理…完了しぃ?!」


 ミンスクは食料調達のため狩り(蹂躙)から帰ってきたら、航空機はあらぬ姿へと変わっていた。


「あ、お帰り」

「「あ」じゃねぇ!どうしたんだこりゃぁ!」


 航空機の両翼…いや全体があのリオ〇イアの素材に覆われていた…それだけでなくエジリスも…リオ〇イアの鱗に覆われたガ〇ダムを模したマシンに包まれていた。


「いや~軽くて強固な鱗だから流用しない手はないでしょ!」

「どうやったんだ!?奴の血ィ取るだけであんなに苦労したのによ!それにお前まで()()必要ないだろ?!」

「一度にこんなに言われても…全部マテリアルリモーヴァルで…それに飛行機の部品をどうやって組み立てるんだい?前から作ってあるよ?それを強化しただけ」

「き…気づかなかった…あの爆弾みたいに吊り下げていたアレが…」

「君って…意外と鈍感なの?」

「うるさい!行くぞ!」


◇      ◇      ◇


 機内…


「変わらん機内だな」

「変えたほうがよかったかい?」

「別に…そんなことより近くの村に着陸してさっさと補給をしとかなきゃマズイだろ?」

「え?あと3日は飛べるけど」

「ウソォ!」

「そもそもわざわざ村に行かなくてもそこら辺の木を切って燃料に変えればいい」

「…それでも村や町にはまだ用があるからな」

 

 グオォォ!


 突然鋭い強風がこの期待に吹き付けた、直撃したが飛竜の鱗で覆われた機体により翼が折れることはなかったが。


「またか…」


 2回目となれば冷静になれる。


「攻撃者は?」

「…空中じゃない、陸対空攻撃のようだ…しかも…攻撃者は村だ!村から攻撃を受けている!」

「なんだって?!嘘だ…最初の町から823kmは離れている!…まさか…」

「いや…この飛行機は飛竜の鱗に覆われている、誤認されている可能性もある…!こいつを近づけてみろ!」 

「わかった!」

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