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プロローグ
初投稿で、読みにくいとは思いますが、ぜひ温かい目で読んでください!
泣き叫ぶ人々、それを見て嘲笑う悪魔達、それを止めようとする天使たち。
決して交わることの無かった三つの種族が争いをしている。
辺りは血で染まり、たくさんの死体が広がっていた。
そんな中、血に染まった男を抱きしめる一人の天使がいた。
天使は涙を流しながら、男を抱きしめ続けていた。
男は息を切らしながら、天使の頬に触れた。
「君だけでも、逃げてくれ・・・」
「いや!私のせいで貴方を傷つけたのに・・・!」
天使は男を離そうとしなかった。
「君には死んで欲しくないんだ・・・」
「いいえ、私がすべての原因なの。だから、貴方を・・・この世界を私は救ってみせる・・・」
天使は、男を横たえ立ち上がった。
そして、純白の翼を広げた。
「何を・・・するんだ・・・」
「大丈夫、元通りにするから。だから・・・待ってて。」
天使は優しく微笑んだ。
「行くな、 !」
「 」