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短編

恋した世界は色が変わるか

作者: 片桐ゆかり

いつもとは違ったテイストに挑戦しました。糖度は低め(あくまでも当社比)。



――恋をすると、世界がきれいになるって本当か?

と感情の伺えない声でつぶやかれたのを聞いて、静香は思い切り大げさに、嘆息した。


「なに言ってんの?」

「聞いてるのは俺。で、どうなの?」

「全員がそうだとは限らないけど。恋をしてその人の影響を受けたり、綺麗になったり、ってことはよくあることだし。愛を知って世界が綺麗に見えるってことも無きにしも非ず…じゃないかと思う」

「…ふうん」


さして、面白くもなさそうに相槌を打ち、開いた本にまた目を移し始めた目の前の男に、む、と唇を曲げて静香は同じように広げていた本に目を落とす。自分から始めた話だってのに、と内心でつぶやきながら。


放課後の図書室は、静香と目の前の男の二人しかいない。

高校の図書室なんて、本が好きな生徒くらいしか寄り付きはしないのだ。そして、進学校でもないこの高校で試験期間以外に図書館に入り浸る人間は、ほとんどいないに等しい。

静香とこの男は図書館の常連だった。


「――更科、恋をしてるの?」

「………黙秘」


目を本から離さないままに、目の前の男――名前を更科薫という――は、答えた。けれど、きっとそれこそが事実なのだろうと静香は思う。

恋をしていないのであれば、していないと言えばいい。そして、更科はそういう性質だったはずだ。だからこそ、明言を避けたそれは、わかりやすい答えだということができた。

静香はこれっぽっちも頭に入ってこなくなった文字の羅列を指でなぞりながら、更科を伺い見る。


「世界は綺麗に見えている?」

「…さあな。――静香、読まないならあまりいじるな。傷がつく」

「更科が、恋…ねえ」


至極不思議そうな声が出てしまった、と思いながら静香は目の前の男を観察する。開いていた本はちっとも面白くなくなってしまって、言われたとおりに閉じた。

更科の、染めたことがない黒髪、表情の浮かばない顔は整っていて美しい。髪の毛がいまよりもっと長くて、顔だけ見たならばかっこいい女の人と間違えそうなくらいには、美しいと言える。ただ、いつも無感動なうえに表情も動かさないのでロボットのようだと称されていた。――そしてそれが、オンナノコたちに引かれながらも騒がれている一因でも、ある。

顔がいい奴は性格が多少悪くたって顔でカバーできるあたりがうらやましい、と静香は常に思っている言葉を内心でつぶやいた。

更科のそれは、興味がないからだ。興味を惹かれれば感情も表情も多少動くし、饒舌になる。

その興味の持たれるところが、滅多にないというだけで。


「…なんだ?」

「相変わらずきれーなお顔だなあとね、思っただけよ」

「……顔の美醜なんてどうでもいいだろう」

「今世の女性をすべて敵に回したよ、更科…」

「…お前もか?」

「ん?」

「お前も、敵に回ったのか?」

「え…、いや、私は別に…。今のも言葉のノリみたいな感じで」


しどろもどろになりながら言葉をつなげた静香に、ならいい、とあっさりと言い放って更科はまた本に目を通し始めた。

更科が静香の評価を気にするのはいつものことだった。傍若無人なようでいて変なところで繊細な更科は、出会ってから時間がたっていてなお、静香にはわからないことが多い。

そんな彼が今日読んでいる本は、「世の中の壁と隙間」というよくわからない本だった。昨日は、「日本妖怪辞典」その前は「鎌倉幕府のふしぎ」、その前の前は今流行のライトノベル、と更科は読めるものならば何でも読むタイプだった。今日のそれはいったいどんな内容なんだろうか、とテーブルに少しだけ乗り上げて、中身を覗き込もうとして更科がこちらを見ていることに気付く。


「それ、おもしろい?」

「…それなりに」

「壁と隙間なんて、どこで見つけてきたの」

「俺の家から。マニアックな本が一般生徒が多い学校の図書館にあるわけないだろ」

「なら別にここで読まなくてもいーじゃない」


その言葉には答えないまま、更科はテーブルの上に本を置いて、静香が覗き込みやすくしてくれたので相変わらずマイペースだ、と嘆息しながら静香はずい、とテーブルの上に乗り出した。

相変わらずの、本の虫。反対側から覗き込んだ文字は、難解な記号の様に綴られている。


「よくわかんない」

「途中から読んだからだ」

「…そ?」


肩からぱさり、と髪がすべり本に落ちた。まとめておけばよかっただろうかと思いながら、本に落ちた髪をそっと払いのける。背中の真ん中を過ぎた黒い髪は、まるで生き物のようだと思う。

静香が更科に会った時には、まだ髪の毛は肩口までしかなかったのに。


静香は図書館に行くのが好きだ。本を読むのももちろん好きだったけれど、図書館の静かな雰囲気が好きで、けれど小学校や中学校の図書館は休日はもちろんやっていない。なので休みのたびに市立図書館に通っていた静香に、声をかけたのは。――そうだ、最初の邂逅はこの男の言葉から始まった。

最初、静香は自分の目当ての本を探して目を皿のようにして図書館の棚を見上げていた。なので周囲の気配には全く意識を向けておらず、昼時の図書館は人がほとんどいなかったということもあって油断をしていた。

どん、という軽い衝撃にぶつかったという感想を抱いて、慌てて隣を見れば、表情の乏しい男の子がよろめくこともなくたっていた。


――ごめん、痛くなかったか


ああ、確かそんな言葉をかけられた気がする。知っていくうちにわかったことだが、こんな風に初対面の人間に優しげな言葉をかける更科は、後にも先にもこの時しか見ていない。

その時の静香はひどく焦って謝罪をした。別に、と感情のこもらない声を出した少年は、静香より少しだけ高い身長です、と棚から本を抜き取った。


「ほしいのは、コレ?」


少年の、声変りをしていない透明な声が耳元でささやく。

こくん、と頷いた静香は、掠れる声でありがとうと囁いた。

小学生の静香と更科の、最初はそこから始まったのだ。



「腐れ縁ってやつかな」

「…?」


ぼそ、と呟いた言葉に視線をいまだ文字の羅列に向けたまま更科が首を傾げた。

あの時の邂逅から、図書館に行くたびに静香は更科と遭遇したのだ。そして、何回かすれ違うだけの時間を過ごして、少しずつ話すようになった。

最初はあいさつだけ、そのあとは本のこと、学校のこと。主に話すのは静香だったが、聞いていないようで聞いてくれる存在と友人になるのはそう難しいことではなかった。

掴めないことが多い更科だが、意外に周りをよく見ていたし、静香が話しかければ返事は返ってきた。――ただ、その大半が更科の興味をくすぐるような話題は提供できていないのだが、黙ったら黙ったで何か話せと強要するのだ。


「更科と私のこと」

「ああ…、そういうことか」

「更科も同じ高校だったときはびっくりしたけどね」


それにふん、と鼻で笑った更科は無造作にテーブルに放り出していた栞を本のページに挟み込むとぱたんと音を立てて閉じた。

そのまま右手をテーブルについて、掌に片頬を乗せる。

気だるげな様子に、窓からそよぐ風が髪を揺らす。話しながら見ていた本を閉じられてそっと身を引こうとした静香を押しとどめたのは、他でもない更科だった。


「髪の毛、伸びたな」

「え、うん」

「最初の時はおかっぱだった」

「…よく覚えてるね、ほんと…」


最初は親が髪の毛を切っていたので片口で切りそろえた古めかいしおかっぱ頭だったのだ。

今まで小学生だったといっても無頓着だったそれを気にし始めたのは、更科と毎週の休みに会うたびにすれ違うたびに、髪の毛が綺麗だ、とほめられたからだ。

長い方が、似合う気がする。と呟かれた言葉を静香はまだ覚えていた。初めて男の子に容姿について言われた言葉を、律儀に守るくらいには、静香は流されやすかった。


「こんな風に、長く伸びたらきっときれいだと思ったんだ」

「……さらしな?」


そっと、髪の毛を取られて弄ばれる。更科の指先からさらさらと零れ落ちていく黒髪が、まるで自分のものではないような錯覚に、くらりと眩暈がする。

テーブルに身を乗り出した不安定な状態は存外辛く、行儀悪くテーブルに伏せている静香を、けれどだれも咎めることはしない。咎める人が、存在しない。

まるで世界には二人だけのようだと思いながら、そっと身じろいだ。ぎし、と古いテーブルが鳴る。


「後ろから見たらひどいだろうな」

「…だって、こうしなきゃ本がみえなかったから」


テーブルの上に足を乗せた格好になっている自分を恥じて、そっと身を起こした。片足はテーブルの上に、そしてもう片方は座っていた椅子の上に。あられもない格好だと思いながら、更科の手からするりと抜けた自分の髪の毛から香るシャンプーの匂いに心が乱れる。

こんな風に、変わってしまった。

更科は男に、静香は女に変わってしまいつつある。そのことがひどく落ち着かない気持ちにさせるのだ。

――恋をしているというのなら、更科の世界はどれだけ綺麗に見えたのだろう。そして、誰と綺麗になっていく世界を見るのだろう。


「更科は、誰と恋をしているの?」

「…知りたい?」


気だるげに細められた目は心なしか少しだけ、潤んでいる。

まぶしいものを見るような目で静香を見る。――それとも、その眼は静香を通り越して恋しいものを思い描いているのかもしれない。

そこまで思い至って、その眼に映るのが自分ではないことにつきんとした痛みを自覚して、しまった。

更科の言葉は、麻薬だ。

静香の奥深くまで沈み込んで離さない。知りたい、と呟いた言葉は一際強く吹いた風の音にかき消されてしまった。

空けた窓から入り込んだ風が髪を揺らす。思わず顔をうつむけて、そしてテーブルについた静香の手を、ひどくゆっくりした動作で更科が掴む。


「知りたいなら、言葉に出せよ。お前が欲しい言葉はいつだって俺が与えてやる」


麻薬のようだ、甘い声がそっと静かにしみていく。

じわじわと侵食する熱が胸を焼く。


「――おしえて、」


喘ぐようにつぶやいた言葉は、唇ごと飲み込まれた。

ぐい、と引き寄せられた不安定なバランスに揺れる体は、昔からすれば遥かにしっかりとした体にぴったりとくっついて、制服越しに感じる体温の熱さに震える。


「お前とみる世界は色がある。その色が俺にとっての普通だから、わからなくなった」

「……、なにいって」


唇を離して吐息一つ乱さない更科が紡ぐ言葉を、ぼう、とした状態で聞く。変わらず淡々と口を開く更科は、その口ぶりとは裏腹に力任せに静香を自分の膝の上に乗せるようにテーブルから持ち上げて、おろす。

どこにそんな力があったのかと思いながら目を白黒させる。


「お前とみる景色も、お前が語る学校も、どれも綺麗で楽しそうだった。そんなものを抱くようになったのは、お前と会ってからだ。知らなかっただろう、静香。

俺は、お前と会って美しさを知った。きっとこれからもお前を通していろんなものを知っていく。――それが、きっと俺の恋だ。俺はお前に恋をしたんだ」


真直ぐに射抜くその視線を受け止めながら静香はそっと目を閉じる。

ぽたりと零れた涙は、更科が拭った。


「別に、俺には悲しい過去も何もない。でも、俺にとっては世界は無機質でただのモノだった。本だけが世界のすべてで、人間関係も全部が面倒なことだらけだと思っていた俺の世界は、それでもお前に会って少しずつ幅が広がった」

「…私は、特別なことなんて何にもしなかった」

「ああ。そうだな。だけどな、俺にはそんな相手は居なかった。お前みたいに屈託なく笑いかけてくる相手も、話してくれる相手も。他人に耳を傾けることすらしたくなくて関わりたくなくて、自分の親でさえ関わり方が分からなかったのに。

お前だけは、どういうわけか飛び越えたんだ。俺の世界を作ったのはお前だよ、静香。だから責任とれ」


いつになく饒舌な更科が紡ぐ言葉を聞きながら、静香はそっと更科の胸に顔をうずめた。

ぎこちなく、なれない仕草で髪の毛をすくように撫でる手の優しさに、うずめた先の制服を握りしめて息を吐く。


「更科は、わかりにくい」

「…この結論に至ったのは最近だ」

「私、わかんない。わかんないけど、でも、こうしていることは嫌いじゃない」


恋も愛も、静香にとっては未知のものだ。

静香より遥かに博識な更科が教えてくれるのだろうか、いつも静香にモノを教えてくれているように。

変わってしまったのだ、気持ちの行方も、すべて。

こんなにも大きくなった更科の体は、すっぽりと静香を抱きしめている。すん、と鼻を鳴らせば更科の匂いが静香の内を熱くする。


「お前がいない図書館は味気なかったから、俺は取りつかれたようにずっとお前に会うために通ったし、だから学校もここにした。――なあ、静香?お前、俺がいない世界を生きていくのか」

「……、」

「俺の隣に居ないお前のいる未来なんて、そんな色褪せたものを見せるな」


自分勝手だ、と思う。

勝手なことばかりだ。自分勝手につなげられた言葉はまるで鎖のように静香を取り巻いて、それでも逃げようとすれば逃げられるのに、そうすることはしなかった。

更科は、自分よがりのことしか言っていない。それなのにこうも気持ちが言葉に引き寄せられていく。

麻薬のような蜜はじわじわと静香を侵食していた。

静香がいない未来は色褪せるのだと、臆面もなく真面目な顔でそう言い切る男の世界は今どんな色をしているのだろう。静香もその隣にぴたりと立てば、美しさを共有できるだろうか。


今、静香を捉えている腕を無理矢理にほどいてしまえば、逃げることはできるはずだ。

そして、何事もなかったように出ていけば、更科は今日のことなどなかったかのようにして、静香と更科の間には距離ができるだろう。そしてその行動で、静香は更科との日々を一瞬で失うのだ。

その距離は、きっとそれ以上縮まらなくなる。――失くしてしまうには惜しいと思うほどには、静香にとっての更科はなくてはならないものになっている。

その、怖さに唇を噛んだ。逃がしてはいけない、という本能が静香を拘束して、そしてその気持ちのままでやけに重いような腕を持ち上げて目の前の男の首に巻き付けた。


「俺はお前が欲しいよ、静香」


至極シンプルな要求を耳元で囁かれて、今度こそ静香は陥落した。

元から静香は流されやすい性格の上に、とかく何故だか更科薫のいう事に逆らえないのだ。

じわじわと自分の顔に熱が上がるような感覚に、そしてなぜかじわりと歪んだ視界に、それでも静香は縋り付くままに言葉を並べる。


「更科の、隣は私がいい。…更科を、好きにさせてくれる?」

「…まあ、及第点だな」


今のはちょっとそそる、と偉そうにそうつぶやいて、更科薫は静香をそっと解放した。

自分は椅子に座ったまま、所在なさげに立っている静香の左手を取り薬指にちゅ、と音を立てて口づけそのまま歯を立てた。


「…っ、!」

「いいな?もらうぞ」

「…う、うん…」


思わず頷いたような静香に笑いながら目を細めて笑った。

そういえば、とその表情を見ながら静香は知る。そういえば、更科が笑うのは静香が傍にいるのが圧倒的に多いと自他ともに思っていたということを。

薄暗闇の中で、静香の手に口づけを繰り返す更科の、美しさを思い知る。


「さらしな、…更科は私とみる世界は好き?」

「そうだな。お前ごと、閉じ込めたいと思うほどには」


その言葉がすべてだった。

きゅうと切なく痛む胸を空いた手で押さえながら切なげに眉を寄せる。

――ぼんやりと見つめる更科は美しい。

静香の世界の色は昔から鮮やかに見えていたけれど、きっと更科が一緒なのであればどんな色も美しく見えるのだろう。世界は変わる、更科の世界が少しの感情の変化で作り代わったように、きっと静香の世界も変わるのだ。


「じゃあね、じゃあ。更科が私に綺麗だと思う世界を見せて」

「…わかった」


至極あっさりと首肯して、そして立ち上がった更科は本を片手に静香の手を引いたまま歩き出す。

慌ててテーブルの本を掴んで棚に返すために更科の手を引っ張り、その振り返った目がいつも通りだということにほっとする。


「これ、返してからね」

「借りないのか?」

「うん、いい。また今度にするから」


手をつないだままで歩き出す。忘れてしまいそうなくらいに緩い拘束は、けれど外れることはないのだろう。

暗くなっていく校舎の中を二人で歩きながら、静香はそっと隣を見上げた。

少しだけ近寄って、肩が触れ合う距離に満足げに笑う。きっとこれくらいの距離にいれば、同じように綺麗なものが見えるだろう。

ぴたりとくっついて歩くのは少し歩きにくいけれど、満足だ。くすくす笑いながら歩いていたから更科が静香を見ていたことに気付かなかった。


「……、…」

「? なにかいった、更科?」

「今日、家に来い」

「ん、うん。急だけど、いいの?」


何か言ったような気がして見上げれば、苦虫を噛み潰したような更科が静香の手を掴む力を強くした。

中学のころから、お互いの家に泊まりに行くというのはよくしていたので特に困ることもないのだが、いつもと違う雰囲気に首を傾げる。

なんだか、いつもよりも逃げられない感じが強いのだ。


「……飛んで火にいる夏の虫」

「……もしかしなくても、私のこと?」


その真偽を確かめられないまま、連れ込まれた更科の家にはちょうど旅行にいったという更科の家族は居らず。

静香は彼の両親が帰ってくる一週間を、なんだかんだ言いくるめられて更科の家で過ごすことになったのだった。









***

このあとおいしくぺろりといただかれた静香さんと、何があっても逃がすつもりはなかったヤンデレ一歩手前更科さん。




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