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東西南北 ~泥棒日誌~  作者: 第一甲羅隊 二等兵 “亀吉„
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プロローグ~虎の雄叫び~

~3014年 元旦~


これを読むものへ

私の名は····いや、今は書かないでおこう


この日誌はある時代の事を、私が書き留めたものだ


それは·······っと その前に、

この時代について書かなければいけなかったな···



~プロローグ~


世の中は飢えていた


植物は枯れ、

水は枯渇し、

生命は灰色の空に消えていく、


民は意識が欲に負け、資源を盗り盗られる日々を送っていた

何故そのようなことになったのか、もう知るものは居ない なぜなら


···知る者は既に餓死しているからだ


唯一残った若い民は、

欲望に負けた者、

意識を保てた者、に分かれた


意識を保った者は、倒れた政府の代わりに秩序を守ろうと、

「特殊警政府軍」というものをつくった

簡単に言えば、政治と逮捕の権利を持つ特殊な軍だ


そうして、二つに分かれた民は、

「泥棒」と「警察」

となって対するようになった



~2932年8月5日 虎の雄叫び~


もうひとつ、知っていてほしい事がある

「落葉島事件」

この事件は名前の通り落葉島の、警政府支部で起きた脱獄事件だ


前に、警察にいた旧友にもらった、その事件のファイルがある

そのファイルを書いた警官の、体験談をここに記そう


夏、夜の事だ

落葉樹の並ぶ道を灰色の空の下、巡回していた


「ドォォォォン!!」


爆発音、瞬間

落葉樹の葉が灰色の空に消えた

一体なんだと思い、直ぐに現場に向かった


現場には、監獄長と、他数名が倒れている


「監獄長!」

私はすぐに仲間のもとへ駆け寄ろうとしたが、


誰かが立っている


こいつは危険だと判断した私はそいつにショットガンを向けた


「動くな!動いたら頭を撃ち抜くぞ!」

そんな私の忠告をよそに、そいつは悪魔のような微笑みを浮かべ


「ゴアァァァア!!!!!!!!!」


空間が震えるような声で叫んだ

それはまるで、


“虎の雄叫び„


のようだった·····


その日、初めて泥棒の脱獄を許してしまった

亀吉です!


今回、改良をして 泥棒日誌 を書かせていただきました!

まだまだ未熟なところがあるとは思いますが、

ありゃだめだ、ここいいんじゃね、というところを

コメント、お願いします!

では、読んでくれる人が増えて、隊長に昇格できることを祈りつつ、

今回はこのへんで。


亀吉でした~!



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