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和歌の頑張った異世界生活

私はある日、図書館で勉強していたのに、気が付いたら何もない空間にいました。



そこには同じような人達がたくさんいたけれど神様の声が聞こえて来て皆バラバラになってしまった。



私の順番が来て呼ばれた部屋に入ると机の上にカードがまだ100枚近く残っていた。きっとこの中から選ぶだろうと、私の好きな人のラッキーナンバーから取って46番のカードにした。これなら二つとも入っているからね。



46番のカードに書かれていたのは・・・祈祷術・・・この文字が目に入ると一瞬で目の前が暗くなった。



気が付くと、そこは森の中でした。祈祷術がどんなものなのかは、だいたい予想が付くけれど、たぶん今は役に立つことがないと考えさまよっていると、大きな狼のようなのと出会い私は泣きながら何度も転がりながら逃げました。


そこからいつの間にかたくさんの狼さんに囲まれて、私もここで死ぬのかなぁ~とあきらめていました。

狼さんも獲物が弱ったことが分かったのか少しずつ近づいてました。


そこで私は気を失い、気が付けば暖かい火のそばで若い女の人が何やら料理を食べていました。


 「気が付いたかい?」


私に気付いた女の人が声をかけてくれました。


 「あたいの名前はナタリアというんだが・・・あんたは運がいいあのタイミングであたいと会うなんてさ~」


どうやら狼たちから私を救ってくれたのはこのナタリアさんのようでした。


 「助けてくれてありがとうございます。私は和歌といいます」


 「ワカ?珍しい名前だね。でもいいんだよ。あたいはあの狼の素材を売れるしあんたを助けられたし一石二鳥だ。」


 そのあと温かい料理までもらい楽しく会話した後今までの疲れが出たのか私は眠ってしまいました。



次の日ナタリアの後をついて歩き近くの町まで送ってもらいました。町に入ると大きな男の人がたくさんいてナタリアと会話をすると皆がこっちに近づいてきました。


私が離してと叫んで暴れても大人の人達にはかてず引きずられてナタリアと離されました。ナタリアをみると男の人から何やら袋を貰い私に笑顔で手を振ってました。


ここにきて私は売られたんだと分かりました。後でわかったんですが、ナタリアはここら辺では有名な盗賊なのだそうです。



それから奴隷市場につれてこられて、体を隅々まで調べられ、奴隷につけられる呪いのようなものを掛けられました。


これから貴族に買われて一生遊ばれるだろうと聞いて、私は神を恨む毎日でした。



そして訪れたオークション開催の時、私の名前を呼ばれ、ここで私の人生が決まると、悲しみに落ちていると、どこかで見た覚えのある顔が目に入りました。


私が好きなチー君です。私に気付いてくれたのかチー君は私のために安くはない値段で戦ってくれました。


私はチー君に受け渡されてすぐにうれしくて涙を流しながらチー君の胸に飛びつきました。



そこからチー君にシーリアさんのことや今までの話を聞き、私の話をしようとしたら、気持ちの整理ができてからでいいといわれました。やっぱりチー君は好きだなぁ~


チー君は、他にも今は人手が欲しいそうで他の人達も買うそうなのですが、私としてはライバルが増えそうで気が進みません・・・



チー君がエルフを買うか悩んでいるようだったので、心の広い私はチー君の助けに入りチー君に笑顔でありがとうと言われました。

チー君笑顔反則だよ~


私の祈祷術ならエルフの呪いも解けると思うので頑張りますよ~



それからチー君の家があるダンジョンにシーリアさんに送ってもらい奴隷一同驚きながら、エルフさんはわかりませんが


大きな貴族みたいな屋敷で一人一部屋もらいました

チー君太っ腹


それからチー君は私たちを集めて奴隷に付けられている呪いを破棄してくれました。


それから仕事の役割分担をして、私は早速エルフにある呪いを解除しに取り掛かりました。


神からもらった祈祷術なのでどんな呪いでも解けるよね・・・きっと


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