現状把握とエルフの話の最後・・・
ここまでの事を簡単に説明していきたいと思う。
僕が男に操られたあと男はすぐにリーフィアの所に向かっていった。
僕はまだ細かい命令とか受けていなかったからその場にずっといたんだけど・・・そこで別行動してた和歌達が到着事態をすぐに把握した和歌は僕の治療を開始した。
そして和歌組は別行動中に村のエルフ達の解放を成功したことを僕に報告したのち、リーフィアを助けるべく行動開始。
しかしこれ以上時間をかければリーフィアが危ないと感じ僕は近くのエルフにお願いし、槍を男の胸に全力で投げてもらった
後はみなさんが知っている通りだと言っておこう
現在は部屋を移動してとりあえずリーフィアの部屋だった所に僕、和歌、ノエル、リーフィアとリーフィアの母親シヤさんそれからこの村で一番の実力者といわれているアンさんが集まっている。
「今回は娘を村を救っていただきありがとうございます。この村一同より簡単ですが代表としてあなた方にお礼を申し上げます。」
シヤさん達エルフの三人が頭を下げる。
「いえ、しかしこちらこそ村を守るためとはいえ森を燃やしてしまってすみません」
「私達皆の命あってこその村なのです。村を燃やされたことで怒りなどしませんよ」
「しかし皆さん住む所に困ると思います。リーフィアと燃やす前に色々話してはいたのですが、シヤさん達さえよければ僕たちの村にすみませんか?」
そこから簡単に僕達のダンジョンについて話、リーフィアがエルフ達にとってのダンジョンを見た限りの利点なども説明して、
エルフの皆さん方がダンジョンの森の方に住むことが決まった。
ここにいるエルフ達の状態は男がエルフ達を操ることにより、この村に生き残っているエルフはほとんど女性だけのようだった・・・また何人かは精神的にダメージを受けており元気になるのには時間が必要のようだ。しかしいくら時がたとうともそのエルフ達は多分元の明るい状態までは回復できないだろう。それほどひどいありさまだった。
あれから男がどうなったのか詳しくはわからないが夫を殺された妻の怒りは多分想像ができないくらい激しかったことだろう。
後日詳細は聞いてないが、シヤさんより男が死んだことのみ伝えられた。