頭で考えたことを言葉で表現するのってかなり難しいよね。
長らく投稿できず、すみません。
ようやく、また投稿出来るようになりました。
駄作ですがこれからまた頑張っていきますのでよろしくお願いします。
男の手が僕の頭から離れる。
しかし、僕の体は動けない、リーフィアのことが心配であるが多分自分の体はあの男の支配下にはいってしまっているのだろう。
そんなことを考えていると、男が僕の様子を見て満足したのか話し出す。
「おい、ガキどうやって俺の能力から解放されたかはわからねぇーが、ここに戻ってきたのは失敗だったな。まっオマエの親みたいに俺のためにこれからは働いてくれ。」
「ふざけるな、母を、母をかえせーーーーー」
母親に捕まりながらも、暴れながら必死に抵抗するリーフィア
その眼は悔しさでいっぱいであった。
「大丈夫だ、ガキ、もうすぐ何も考えなくていいからな。ハハハハーーーー」
「お母さん離して、離してよーーーー」
男がゆっくりとリーフィアに近づく、嫌がるリーフィアが必死に逃げようとするが母親の力が緩むことはない。
男はこの状況をすごく楽しんでいるようだった。
ザクッ
何か変な音が聞こえた
リーフィアは何が起こったのか、わからず大きく目を開いた
リーフィアの瞳に映る光景には先ほどまで自分に向って笑っていた男の胸から何かが飛び出しており、そこから血が止まることなく出続ける。
「何でだ何でなんだーーーーー。俺は確かにここにいるエルフ共に自分の命より俺の事を守ることを優先させているはずなんだ。なのに・・・・どうしてだれも俺を守らなかった。いやむしろ俺に攻撃したやつは誰だ。ここにはこの餓鬼以外俺の味方だけのはず。」
男は自分の胸に刺された物を引き抜きながら暴れ叫ぶ。
しかし男の胸からは今でも血が流れ続けており、だんだん男の体が倒れ初めて行く。
男はついに力尽きたのかその場に膝をつく。
そして、そんな男の周りにこの村にいたであろう生き残っているすべてのエルフ達が囲んでいた。
そのエルフ達の眼には全員復讐の炎に燃えていた。
「なんだその目は、いったい俺はこれからどうなるんだ。おい誰か俺を助けろ俺はまだ死にたくない、死にたくないよーーーー」
男はついに泣き始めていた。そんな男に対して一つの声が聞こえた。
「お前のこれからはこちらのエルフ全員に任す。多分死んだほうがましだと思うくらいにはいろんなことをやられると思うけど・・・自業自得だな。」
その言葉を聞きエルフ達は男を抱えてその場から離れていった。