決戦エルフの町 見つけたぞ、クズ
町に入った僕たちはノエルと和歌、僕とリーフィアに別れて行動している。
途中リーフィアに案内してもらい武器庫から剣を一つとナイフをとって現在クズが居そうな所を探しまわっている。
多分リーフィアが住んでいた所で間違いないだろう。
先ほどからエルフの姿がちらほら見えるが、なんとかばれずに進めている。今頃火を消したり大変だろうな。
リーフィアの案内で何とか家まで着いた僕たちは裏から侵入しそこで驚きの光景を目にし急いでリーフィアの目を隠す。
目の前で一人の女性のエルフと男がその何だ・・・男と女の行為をしてたんだよ。・・・うん僕はまだ童貞なので刺激が強すぎます・・・
男は人間だと思うので多分あいつがクズで間違いないだろう。
女のエルフはどこかリーフィアと似ている。確証はないがリーフィアのお母さんで間違いないだろう。
僕は小声でリーフィアに話しかける。
「たぶんリーフィアは見ない方がいい気がする。ここで待ってて。ちゃんと終わらせるから。」
リーフィアはわかってくれたようでうなずくと近くの家具の影に隠れる。
リーフィアが隠れたのを見て僕は剣を構えて一気に男の心臓めがけて走りだす。
ここで名乗るような馬鹿な真似はしない。これは漫画やゲームじゃないんだ。一気に殺す。
かきぃぃぃぃん
しかしどこからか現れた他のエルフによって阻まれてしまった。
「あぶねぇ護身用の催眠掛けててよかったわぁ~」
男は安心したように息を吐くと僕を睨む
「ここの事をどうやって知った」
僕は余計な事を話さず男を殺すため、目の前のエルフの隙を探る。
「大方前の私の旦那が飛ばしたリーフィアが教えたのでしょう。ああこれで娘もあなたに抱いていただけます。ご主人様」
「なるほどねぇ。あの時のガキか、結構かわいい顔してたなそういや。おい雌豚、近くにガキがいるはずだ探して来い。」
男が命令するとリーフィアの母は一例して姿を消した。
僕はあわててその場からリーフィアを助けに行こうとしたが目の前のエルフが邪魔をする。
「そう急ぐなよ。ガキが来てからが面白いんだからよ」
日本で平和に暮らしていた僕が鍛え抜かれたエルフの戦士に勝てるはずもなく床にたたきつけられた。
「ご主人さま連れてまいりました。」
最悪のタイミングでリーフィアが連れて来られる。
「ここですぐにガキを操ってもいいが前のように逃げられたらたまらんし。他に仲間もいそうだしな。まずはガキに仲間を連れてきた事を後悔させてやるか」
そういうと男は僕の頭に手を乗せる
光があたりを包んだ