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風のグラスゴー  作者: 玲於奈
風のグラスゴー第四部
99/160

非常口

なし

だんだん会場が

ざわついてきた


ふと見ると

非常口か

扉があって

外に出れるようだ


そちらに向かい

ぎぎっと押して

外にでる


すうっと冷たい

夜氣にあたる

高原なので

さすがに

夜は肌寒い


さっきのワインが効いたか

酔ったようだ


外気は寒いが

酔いはさめそうだ


見れば

山は静かだ

だが存在感を持っている

暗闇の中

そこに

山を感じる

深い黒


夜目が慣れてきたのか

まわりの木立も見える

遠くでけものの声がする


森は寝静まっている


硝子の向こうは

にぎやか

少し硝子も曇ってきている

4月なのに


誰かがこちらに

やってくる


なし

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