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風のグラスゴー  作者: 玲於奈
風のグラスゴー第二部
9/160

うしみつどきに

なし

さて、時刻はてっぺんを迎えた。


べし、べし。


蛍光灯の電氣をつけると


怪しまれるとのことで、懐中電灯。


もしくは、キャンプ用のライト。


もちろん、ろうそく不可。


おいおいなんだ。


ここは三階だぞ。


あの怪しい光は、まっすぐこちらに


向かってくるぞ。よもや。


ひとだまか。


丑三つ時への前兆か。


ここらは、昔、墓地だった。

うしししって。


電氣部の吉田やめろよ。そんな古典的な。


もとい、陸軍の軍舎だったって。

もっとぶるるぜ。


って、

トイレの扉を半開きで、

体、半身で話すな。


おまえはトイレの花子さんか。


なになに。

ひとだまの原理は。


人間の骨にあるリンです。


おいおい電氣部、科学的知識で、きたか。


まじ、

近づいてくるぜ。

音もないぜ。


ああああああ!!!


ああびっくりした。


おいおい山岳部のK男か。


何してるんだ、あんた一人で


こんな長い廊下歩いて怖くないのか。


なんだよ。

ザックかよ。


さらに巨大に見えるぜ。


さらに、

だめおしヘッドランプかよ。


マニアックなもの持ってるな。


高い位置に

ヘッドランあるから、


長い廊下歩いてくるとまあ怖いぜ。


なになに、

山でガスった時の方がもっとこわい。


一歩まちがったら崖から転落。


まさに一寸先は闇。


「おはなし~しましょうか~。」


おいおいこんなところで、

お百度話か。


って話、途中なのに、どこ行くーーーー。


べしべし。(笑)

なし

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