お宝鑑定団
なし
食を食べてから
歯をみがき
ちょっと
フォーマルな服を
選び
着替える
といっても
サマーセーターの
ようなもの
若干
緊張気味で
合間に向かう
珍しく
というか
初めて
5分前行動
大学に入って初めてか
1ーEは
40人いるらしいが
まだ
20人くらいしか
来ていない
本当に
40人もくるのか
というのか
入るのか
まあ、吹き抜けの
ちょっとした
ホールなので
収容できそうな
氣もしないでもない
部屋の片隅に
将棋とか
オセロとかあり
やる氣感ゼロの空間
さらに
出窓のようなところに
いくつかの
レトロなものが
飾ってある
大学倉庫から持ってきたのか
置き場所がなかったのか
捨てたかったのか
昔のラジオがある。
でかい
そして
たぶん
インテリアにしようと
思ったんだろう
蓄音機がある
これで
何か聞けないか
クラッシックを
聞けたら
落ち着くし
いいムードになるのでは・・・
もう一つ
謎の物体
なんだ
レバーがある
ぐるぐる回す取っ手がある
なんだなんだ
まわしてみる
なんだこりゃあ
私の背後に
突然登場どんぐり
ぼそりと
計算機
えええええ。
ざぶとん一枚。
(というか背後でぼそり
こわーーーい)
お宝鑑定団だ
もとい
出張お宝鑑定団IN
宿泊所
大学の良いアピールになるであろう
これこそ
ヨッシーに教えてやりたい
けっっっっ。
とか言われそうだ。
さて
先ほどから人数は増えたが
30名弱か
なにやら
取り巻きを連れて
誰かがやってくる
なんだなんだ
あいつらは
どこのドイツだ
息巻く
なんと
学生ではないか
なにやってんの
あんたら
相手は
そんなに有名人なのか
というか
ゴマをすっているのか
媚びをうっているのか
学生の風上にもおけないやつらだ
なし