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風のグラスゴー  作者: 玲於奈
風のグラスゴー第四部
57/160

冷たい手

なし

お待たせしました。

この世に戻ってきました。


百合様のお父さんの話


権力は

あればいいのか

一つ取ると

次もとりたいのか

そんな中

わりを食うのは

やはり一般市民

世の中の多くの人は普通です


泣くに泣けず

なきにしまある

大阪市


さてさて

話を戻そう


はちゃきも

誰かに

伝えたかったんだろうね

この危機的な状況で


やはり人間

危機的だと

最後に

これを託したかった

言いたかった

伝えたかった

それが

あるのだろうか


空を仰ぐ

夕闇が濃くなってきたようだ


だめだこのままでは

はっちゃきを

おぶって

行こうか

でも

迷うんではないか

二次遭難

どんぐりも

「絶対動くな。」と

言っていた


30分は経っただろうか

足音は全く聞こえない

氣配もない


寒くなかろうか

はっちゃきの手を握る

はっちゃっきがビクッとした


冷たい


足はどうか

さわってみる

やはりまだ痛いらしい

少しはれている感じもする


冷たい手を

包んであげた

少しは温かいし

誰かに側にいてもらうと

安心するだろう


手を握ったら

はっちゃき

静かになった

泣いているのか


それから沈黙が

続いた


私から

何か話をしようと

思ったが

全く

浮かばない


なし

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