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風のグラスゴー  作者: 玲於奈
風のグラスゴー第四部
49/160

第一関門 草食系

なし

満面の笑顔ではっちゃき。

開口一番。

一緒に組もうか。


やはり、そこか。


グランドの申告だけ居て

あとはバックれるか。

素早く脳裏にずるい考えがよぎる。


それにしても

ここまで落ちぶれたか。

そっとオハラの顔色をうかがう


はっちゃきにまかせれば

大丈夫という

顔をしている

信頼関係はあつそうだ。


それにしても、

学生課も考えたものだ、

4人チームができるかどうかで

すでに第一関門。

この昼食時間が鍵となる。


男女混合チームとすること、

など

しけたお題をだされなくてよかったが。


まあ、断るのも

おつだが

ここは、騙されてやろう。


騙されるのも時間の問題か・・・

後は、氣のいい

どんぐりがうまくやってくれるだろう。

本当にマラソンが役に立った、

後で周辺の地理を聞こう。


なんだかウキウキする自分が怖い。

今日は食べれそうな氣がする。

そして、もしや

夜が食べれないかもしれないので

しっかり昼食を食べることにする。


メニューは、

というかバイキングなので

自分で選んで

というか

並んでいない場所のみ。

シチューとパン。

唐揚げ。


おこちゃまか。

というか、夜カレーなのにシチューを

とるあなたはいったい。


しかしながら、シチューの中にクレソンの

細かいのが入っていておいしい。

パンも自家製のようだ。

なかなかやるな、B大。


どんぐりもおかわりするわけだ。


いつのまにか、

うちらのテーブルに、はちゃきと

当然のようにオハラがいる。


朝の事は何だったんだろう。

わしはストーカーかい。

容疑は晴れたのか???


他のテーブルは、ナンパ合戦か。

少ない男子に女子からのお誘い。

アタックが集中。

うちらは先約ずみ。

売約済みか。


草食系。

もとい、がっつい女子か。


それにしても氣の弱そうな男子が多い。

入学式のはっちゃき系はあまり見あたらない。


性格テストで、学部を半々にわけたか。

学生課ならやりそうだ。


みんなで食べ

私も食べているので

どんぐりは特に機嫌がいい。


食事は大勢で食べるのがいいね

と喜んでいる。

そんなに食べて大丈夫かというぐらい

ポテトに大盛り

私にも食べるか聞いてくる。

みているだけでお腹いっぱい


さらに、かいがいしく

コーヒーやお茶を運んでくる

いがいにはっちゃきは

日本茶派のようだ


みんなで安堵したところで

じゃあ着替えてくるわ。

言い残し

女子二人は去っていった


というか

うちらと組むかどうかのこちらからの

返事はしていない・・・

恐るべし女子パワー。


さらにどうして

着替える必要があるのか

そのままで

いいのに・・・

理解に苦しむ。


どんぐりに聞くと

いろいろあるんじゃないの

とのこと


何がいろいろなのか。


そんなこんなでうちらも部屋で

横になるべく戻る


おやじかい。


なし

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