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風のグラスゴー  作者: 玲於奈
風のグラスゴー第四部
42/160

小心者の一市民

なし

いきなり話が重くなるのも

なんなんので

緑がきれいで、空氣がうまいですねえ。

タバコもうまいですよ。

あはははああ。

と、のたまう。

タバコを出して

吸おうとしたが

もちろん灰皿はない。


自分のキャラと全く逆。

入学式チャラ男系をしてみたが

逆にひかれた。

どんびき。

まあ、そりゃそうだ。


「何でラリアットしたんだ。」

いきなり核心にふれた。

思い切って尋ねてみる


「痛かったぞう。」ややおとぼけも加え

顔もしかめてみる。


無言。

相当悪いことをしたのか私。


小心者の一市民なのですが・・・


オハラがしゃべり出す

「なぜ、私を見ていたのですか?」


どきりとするが

正直に話す。


輪にそまらず

ベンチで座っていてすごいと思ったこと

誰にも声をかけられなくても動じないことに

すがすがしさを感じたこと

誰かとつるんでいないといけない学生生活

うわべだけの友だち

本音のない関係

自分は疲れていたと伝える


そこに

一人を楽しんでいるのが伝わり

すごいと感心した

自分にはできないと思ったこと


彼女は心が強く、芯があると思ったことを話す。


オハラが語り出す

「実は私、いじめに遭っていたんです。」



なし

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