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風のグラスゴー  作者: 玲於奈
風のグラスゴー第四部
37/160

洋なし

なし

昨日の様子をどんぐりに聞く


体育館前方

ステージ前に整然と

パイプ椅子が並べられ


いやはや

そうとうラリアットが効いていたらしい

パイプ椅子など氣づかなかった


世に恐ろしや

部屋割りどおりに

パイプ椅子の背に

番号が振ってあったらしい


うちらは囚人か

そこまで管理するか

あざとい。


さらに言うなら

部屋割りは学籍順らしく

私の学籍は042474


これもおもしろくて

思い返せば

カードをもらった時

一瞬

世に用無し(洋なしでもよかったが)と読め


史学、年表覚え過ぎ、

そんな読み方をする自分の

あまりのばからしさに笑ったが


どんぐりは、042502

その差、28名


男子は極端に少ないので

ご縁というわけか。

そりゃあそうだわ、男子と女子を一緒の部屋に

するわけにゃあいかないし(笑)


そうして

そうやって誰がいないか監視しているのだとか

ばからし。

でもそんな逃げだす度胸のある奴なんていないんだね


なにしろ座席は、みんんなうまって。

どんぐりの隣だけポツンと空いていた。

そうだ

かえってどんぐりが恐縮したらしい。


大笑い。なんてったって。

私は、よっしーーーに許可もらったかんな。

意外に役立つな、よっしーーー。


さてさて内容は、合宿のオリエンテーションだったらしい


文学部の半分と、教育学部の半分ずつが

この合宿で集められたそうだ。

それにしても

あれで半分ずつとは、なんちゅう大学だ。


人の集めすぎ

しかしそうでもしないと

経営が成り立たないのだろう

なし

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