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風のグラスゴー  作者: 玲於奈
風のグラスゴー第四部
30/160

山盛りポテト

なし

ぼんやり探していると

テーブル7つくらい向こうに


あの湖畔の女性がいた

一人かと思いきや


ちゃきちゃきした小柄な

少女??が立ち回っている


かいがいしい


こちらには氣付いていない


それがいい

それがいい



どんぐりが戻ってきた


おぼんにたくさんの

おかずを載せている


ちゃんと私の事を忘れずに

こちらに来る

律儀だ


なんだか食べるのがどうでも

よくなった


近づいてきて

どんぐり

いきなり山盛りポテトを

私に寄越す。

ケチャップのスティックもつけ。


取るのが好きだとかなんとか言って

これも食えと言って

ケンタッキーのような若鶏もも肉も

ずらしてくる


悪い奴ではなさそうだ


すごい勢いで食べて

また戻っていく

食事と真剣に向き合っている


私は一つか二つポテトに手をつけ


なんだかお腹がいっぱいになった

氣持ちよく食べるのを見ると


こちらまで十分な感じだ


今度はサラダとデザートを

持ってきた


コーヒーだけ遠慮無く

いただく

なし

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